
【タイ】初めてのバンコクならまずはここから!5日間のモデルコース(2025年版)

タイ観光3泊5日のモデルコースを時間別に詳しく解説。アユタヤ遺跡、水上マーケット、寺院巡り、チャイナタウンなど人気スポットを効率よく巡るプランを紹介。3泊5日・2泊3日・1週間の費用目安も紹介。
タイ・バンコクを満喫する5日間のモデルコースを紹介

東京からタイのバンコクまでは直行便で約6時間半〜7時間のフライト。午前中出発の便を選べば当日のお昼過ぎにバンコクに到着するので、その日の夕方から観光をスタートできます。
今回は5日間のモデルコースを紹介。初めてバンコクを訪れるという方におすすめの観光スポットを、無理なく回れるようプランしました。ご家族での旅行にも、初めて自由旅行をするという方にもぴったりです!
モデルコースには水上マーケットやアユタヤ遺跡などのスポットが含まれます。バンコクに到着する曜日に合わせて、スケジュールを調整してください。
タイ観光には日帰り観光ツアーが効率的でおすすめ!

タイ観光の定番「メークローン鉄道市場+ダムヌンサドゥアク水上マーケットツアー」は、バンコク発の人気日帰りツアーです。列車が通過するたびにテントを畳む珍しい光景で有名なメークローン鉄道市場と、カラフルなボートが行き交うダムヌンサドゥアク水上マーケットを一度に楽しめます。
午前発のツアーでは、手漕ぎボートでの30分間のクルーズとココナッツアイスクリームが含まれ、約7時間で効率よく観光できます。週末限定の午後発プランでは、アンパワー水上マーケットとホタル観賞クルーズも体験可能です。
MBKセンター前集合で、日本語ガイド付きです。タイの活気ある市場文化を安心して体験したい方は、ぜひKKdayを利用してみてください。
タイ観光3泊5日のモデルコース|1日目:ナイトマーケットでタイ料理を堪能する
【17:00】スワンナプーム国際空港から送迎チャーターで市内へ移動

バンコク旅行初日は、スワンナプーム国際空港に到着後、チャーター送迎サービスで市内へ向かいます。KKdayの空港送迎サービスを利用すれば、到着ロビー(2階)の3番と4番ゲートの間で、名前入りのサインボードを持ったスタッフが出迎えてくれるので安心です。
チャーター車は利用人数や荷物量に合わせて選べ、最大120分間の無料待機時間があるのも魅力です。専用車で直接ホテルまで送迎してくれるため、慣れない異国での公共交通機関の利用に悩む必要がありません。
バンコク市内までは渋滞状況にもよりますが、約30〜60分程度。エアコン完備の車内でゆっくりと休めるので、長時間フライトの疲れを癒しながら移動できます。KKdayでは格安の空港送迎チャーター車や、現地に着いてすぐにネットが使える格安eSIMも販売中です!

【18:00】ホテルにチェックインし、ナイトマーケットでタイ料理を満喫する

バンコク市内のホテルに到着し、チェックインを済ませましょう。長時間のフライトで疲れた体を休めるため、まずは荷物を部屋に置いて一息つくことが大切です。タイと日本の時差は2時間(日本の方が進んでいる)なので、体内時計の調整も必要です。
ホテルの部屋に入ったら、まずはエアコンの温度を調節し、快適な環境を整えましょう。バンコクは年間を通して高温多湿なため、室温は25〜26度程度が快適とされています。
ホテルから近いのナイトマーケットに繰り出し、まずはタイの屋台料理やフルーツ、お土産などを楽しみながら、初日からタイの雰囲気を満喫するのもおすすめ。
ただし、時差ボケ対策として、現地時間に合わせた生活リズムに早く切り替えることが重要です。初日は無理せずに明日の観光に向けて早めに就寝するとよいでしょう。

2日目:タイの人気観光スポットを1日満喫する
【8:00】線路の上にまで並べられたメークロン市場を見学

タイのバンコクから南西約80kmに位置するメークロン鉄道市場(タラート・ロム・フープ)は、線路上に広がる独特の市場です。
新鮮な魚介類や野菜、果物、肉類、スイーツなどの食材が並ぶ活気ある市場ですが、1日8回(朝は6:20、8:30、9:00、11:10、11:30、午後は14:30、15:30、17:40)列車が通過する際、ベンダーたちが素早く屋台の日よけを畳み、商品を線路脇に引き寄せる光景は圧巻です。
列車が近づくとスピーカーから警告音が鳴り、5分ほどで全ての店が準備を整え、列車が通過するとすぐに元の状態に戻して営業を再開します。100年以上の歴史を持つ市場は、10〜15年前から観光客に人気のスポットとなり、特に朝の時間帯がおすすめです。

【9:30】タイ最大規模の水上マーケット「ダムヌンサドアク」で散策

バンコクから約80km離れたダムヌンサドアク水上マーケットは、タイで最も有名な水上市場です。網目状に張り巡らされた運河に沿って、カラフルな小舟が行き交う光景は圧巻です。
小舟に乗って約1時間のツアー(1人約800バーツまたは1隻約1,500バーツ)で市場を巡れば、伝統的な笠をかぶった地元の人々が操る木製ボートから直接商品を購入できる独特の体験ができます。
ボートからは新鮮なフルーツ、タイ料理、ココナッツパンケーキ、揚げバナナなどの軽食が販売され、特に冷たいココナッツアイスクリームは暑いタイの気候におすすめです。また、運河沿いには土産物店も並び、タイの伝統工芸品や衣類、アクセサリーなどが豊富に揃っています。

【14:00】アユタヤ遺跡を訪問&象のり体験も可能

タイの古都アユタヤでは、ユネスコ世界遺産に登録された壮大な遺跡群を訪れながら、象に乗って観光する独特な体験ができます。アユタヤ・エレファント・パレス&ロイヤル・クラールでは、毎日9:00〜17:00まで象乗り体験を提供しているのが特徴です。
象乗りには7〜10分の短いコース(外国人観光客200バーツ)から、25〜30分の長いコース(外国人観光客500バーツ)まで複数のプランがあります。象の背からの眺めは格別です。アユタヤの象徴的な遺跡や、複雑な建築様式を一望できる貴重な機会となるでしょう。

【20:00】Let’s Relax Spaでリラックス

バンコク滞在の疲れを癒やす機会として、タイを代表する人気スパチェーン「Let’s Relax Spa」でのマッサージがおすすめです。1998年創業の同スパはバンコク市内に約20店舗を展開し、トンロー地区の日航ホテル内にも店舗があるため、観光拠点からのアクセスも便利です。
伝統的なタイマッサージから、アロマセラピーオイルマッサージ、ホットストーンマッサージまで多彩なメニューが揃い、熟練したセラピストによる本格的な施術が受けられます。
KKdayでは日時指定なしのオープンバウチャーを購入でき、LINEやメールで簡単に予約が可能です。バンコク観光の2日目を最高の気分で締めくくりたい方は、ぜひ利用してみてください。

3日目:朝のガネーシャ参拝から夜のチャイナタウンまで
【7:30】「ワット サマーン ラッタナーラーム」でガネーシャに願い事をする

バンコクから車で約1時間半のチャチューンサオ県にある「ワット サマーン ラッタナーラーム」は、幅16m、高さ24mの巨大なピンクガネーシャ像で有名な寺院です。早朝の訪問なら混雑を避けられ、朝日に照らされたガネーシャ像を美しく撮影できる絶好のチャンスです。
ガネーシャ像は2011年に建立され、祈願成就のスピードが速いと評判で、タイ人だけでなく外国人観光客にも人気があります。願い事をする際は、自分の誕生曜日と同じ色のネズミの耳に直接願い事を囁き、もう片方の耳を手で塞ぐのがポイントです。
ヒンドゥー教の神であるガネーシャは、タイでは「プラ・ピカネット」と呼ばれ、障害を取り除き、成功と繁栄をもたらす神として広く信仰されています。

【10:30】エメラルドに輝くガラスが有名な「ワット・パクナム」を見る

1610年のアユタヤ王朝時代に建立された「ワット・パクナム」は、バンコクのパシチャロン地区にあるチャオプラヤー川沿いの王室寺院です。2012年に完成した「マハーラッチャモンコン」と呼ばれる80メートルの五階建て大仏塔が有名で、最上階には美しいエメラルド色のガラス仏塔があります。
仏塔内部の天井は鮮やかなネオンカラーで描かれた宇宙的な壁画で装飾され、訪れる人々を魅了しています。また、2021年に完成した高さ69メートルの黄金の巨大仏像も圧巻です。
寺院内には瞑想ホールがあり、ダンマカーヤ瞑想の中心地として多くの修行者が訪れます。32,000平方メートルの敷地には美しい庭園や滝もあり、バンコクの喧騒から離れた静寂な空間を提供しています。

【17:00】ワット・アルンやワットポーを満喫する

バンコクの象徴的な寺院、ワット・アルン(暁の寺)とワット・ポー(涅槃寺)は夕暮れ時に特別な魅力を放ちます。特に対岸から眺めるライトアップされた姿は、息をのむほど壮観です。
一方で、ワット・ポーは18:30まで開園しており、46メートルの巨大な涅槃仏や1,000体以上の仏像を夕暮れの柔らかな光の中で鑑賞できます。18時頃は観光客も少なく、より静かな雰囲気の中で寺院の美しさを堪能できるでしょう。
両寺院とも入場料は100〜200バーツ程度で、服装は肩と膝を覆う謙虚なものが求められます。

【20:30】チャイナタウンで屋台の食べ物やデザートを堪能する

バンコクのチャイナタウン(ヤワラート)は、日没後に最も活気づく世界最大級の中華街です。夜になると大通りの車線が閉鎖され、無数の屋台が立ち並び、地元の人々や観光客で賑わいます。
特に人気なのは、Netflixの「Street Food」シリーズにも登場したJek Pui Curryのタイカレー(45バーツ)や、ミシュランにも掲載されたYaotiの揚げパン(パンダンディップ付き)です。
また、Krua Porn La Maiの熱々のシーフード麺やGuy Kaoの香ばしいイカの炭火焼き、さらに豚のスープに独特の巻き麺が入ったKway Chapなど、多彩な料理を楽しめます。
4日目:三大寺院・チャイナタウンを巡る!
【9:45】芸術的な装飾や色使いが魅力の「ワット・プラケオ」に訪問する

バンコクの王宮敷地内に位置する「ワット・プラケオ」は、別名「エメラルド寺院」として知られるタイ仏教の重要な聖地です。1782年にラーマ1世によって建立された寺院は、鮮やかな色彩と金箔で装飾された壮麗な建築が特徴です。
寺院の中心には、高さ66cm、幅48cmの翡翠(ヒスイ)から彫られた「エメラルド仏」が安置されています。仏像は年に3回、季節ごとに衣装が変えられる特別な儀式が行われます。

【11:20】巨大涅槃像やタイ古式マッサージの総本山「ワットポー」を鑑賞

バンコクの王宮の南側に位置する「ワットポー」は、全長46メートルの巨大な黄金の涅槃仏で有名な寺院です。タイで最も古い寺院の一つであり、タイ古式マッサージ発祥の地としても知られています。
ワットポーは「タイ初の公立大学」とも呼ばれ、タイ医学や文学、科学などの知識が壁画や彫刻を通じて伝えられてきました。敷地内には伝統医療や古式マッサージを学ぶ学校もあり、実際にマッサージを受けることも可能です。
【13:00】川沿いのおしゃれなカフェでゆっくりする

※画像はイメージです。
王宮周辺の観光を終えた後は、チャオプラヤー川沿いの魅力的なカフェでリラックスするのがおすすめです。「Steve Cafe & Cuisine」は2012年にオープンした隠れ家的な存在で、川の絶景を眺めながら本格的なタイ料理を楽しめます。
デヴェット埠頭からテヴァラクンチョン寺院に向かう途中にあり、地元の人々や観光客に人気のスポットです。また、「Supanniga Eating Room x Roots Coffee」はタイの有名レストランと人気コーヒーショップのコラボレーションで、タイスタイルの特別なコーヒーメニューが楽しめます。
【15:00】Big C でお土産ショッピング

バンコク中心部のラチャダムリ通りに位置する「Big C スーパーセンター」は、タイのお土産を一度に揃えられる理想的なショッピングスポットです。BTSチットロム駅から徒歩約10分、セントラルワールド向かいに位置し、ゲイソン・ビレッジからはスカイウォークで直結しているため、アクセスも抜群です。
店内では、タイの伝統的なスナック菓子や調味料から、象のデザインが特徴的な「エレファントパンツ」、高品質な手工芸品まで、幅広いタイ製品が揃っています。特に人気なのは、クリスピーポーク、ドライマンゴー、タイティー、スパイシーピーナッツなどのお菓子類です。

【19:00】ジャイアント スイングまたはサオ チン チャに訪問する

バンコクの歴史地区に位置する「ジャイアント スイング(サオ チン チャ)」は、高さ21.15メートルの赤い巨大な構造物で、タイの豊かな文化遺産を象徴する重要なランドマークです。1784年にラマ1世によって建設された構造物は、かつてヒンドゥー教の神シヴァを称える儀式に使用されていました。
夕暮れ時のジャイアント スイングは、ライトアップされた姿が特に美しく、隣接するワット・スタット寺院と合わせて訪れるのがおすすめです。19時頃は観光客も少なく、より静かな雰囲気の中で歴史的建造物を鑑賞できます。
【20:00】チャイナタウンで夕食からデザートまで楽しむ

バンコクのチャイナタウン(ヤワラート)は、日没後に最も活気づく世界最大級の中華街です。T&K Seafoodでは新鮮なシーフード料理が楽しめ、特にシーフード炒め麺や蟹チャーハン(160バーツ)が人気です。
Krua Porn La Maiでは、地元民に愛されるグレイビーヌードル「ラートナー」を味わえ、ゴードン・ラムゼイも訪れた名店。麺料理なら、Lim Lao Ngowの魚団子入りスープ麺や、Guay Jub Ouan Pochanaの50年以上の歴史を持つ名物「クエイジャブ」(もち米の巻き麺と豚の内臓のスープ)も見逃せません。
【22:00】ホテルから空港送迎チャーター車で空港へ移動

バンコク最終日の夜、ホテルからスワンナプーム国際空港またはドンムアン空港へのスムーズな移動には、プライベート送迎サービスが最適です。ホテルのロビーで、名前入りのサインボードを持ったドライバーが出迎えてくれます。
無料待機時間は30分間で、荷物の量や人数に合わせて車種を選べるのが魅力です。利用できる車両は、セダンタイプのトヨタ・カムリー(最大3名)、トヨタ・コミューター(最大8名)のミニバス、トヨタ・フォーチュナーのSUV(最大4名)など多様です。
深夜のバンコク市内は比較的空いているため、スワンナプーム国際空港までは約30〜45分、ドンムアン空港までは約20〜40分で到着します。最終日の貴重な時間を有効に使いたい方は、ぜひ利用してみてください。
5日目:深夜便で帰国

多くのホテルでは、深夜便に合わせた遅めのチェックアウトや荷物預かりサービスを提供しています。空港へは、渋滞を考慮して余裕を持って出発しましょう。
スワンナプーム国際空港では、出国手続き後に免税店でのショッピングや、タイ料理レストランでの最後の食事を楽しむことができます。
タイ旅行の費用の目安(3泊5日・2泊3日・1週間)

タイ旅行の費用は、滞在日数によって異なります。2泊3日の場合は1人7万円前後〜で、主に航空券(約3万円〜)とホテル代(約6千円〜)が大きな割合を占めます。
3泊4日になると8万円前後〜、1週間の滞在では13万円前後〜が目安です。費用を抑えたい場合には、LCCの利用や閑散期の旅行がおすすめです。
より詳しい情報を知りたい方は、ぜひ下記の記事を参考にしてみてください。

タイ観光を3泊5日のモデルコースで満喫しよう!

タイ観光の3泊5日モデルコースでは、首都バンコクを拠点に効率よく名所を巡るプランがおすすめです。1日目は夕方にスワンナプーム国際空港に到着し、市内のホテルにチェックイン後、ナイトマーケットでローカルなタイ料理を楽しみましょう。
2日目は世界遺産アユタヤへの日帰り観光で、ワット・プラ・シーサンペットなど荘厳な寺院群を訪れます。3日目はジム・トンプソン博物館やショッピングを楽しみ、夜はルーフトップバーで夜景を満喫しましょう。
4日目は三大寺院(ワット・プラケオ、ワット・ポー、ワット・アルン)を巡り、チャオプラヤー川沿いでランチ、その後はラグジュアリースパでリラックス。5日目は深夜便で帰国します。
空港からバンコク市内まで移動は、快適にアクセスできるKKdayのチャーター車サービスを利用してみてください。