導入・掲載事例

「まだ見ぬ日本」を、世界のお客様へ ─クラブツーリズムがKKdayで切り拓いたインバウンド集客─

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はじめに

国内旅行で確かな実績を積み重ねてきたクラブツーリズム株式会社。豊富な企画力を強みとする一方、海外──とりわけ台湾・香港のお客様にどう知ってもらうかは、長年の課題でした。

そんな同社が、コロナ後にKKdayへの掲載を開始。すると、2025年には参加人数・売上ともに前年比約1.5倍、インバウンドに占める台湾・香港比率は約60%から90%超へと大きく伸びました。さらに数字以上に大きかったのが、「自分たちの企画もKKdayで売りたい」と各部門から声が上がるという、社内の意識変化でした。

「アジアでの知名度」という最大の壁を、いかにして最大の強みへと変えたのか。クラブツーリズム株式会社、チーフリーダーの植田志乃さんに、その歩みを伺いました。


国内旅行のプロが大切にする「まだ見ぬ日本との出会い」

KKday掲載:長野紅葉4景めぐり|御射鹿池・横谷渓谷・乙女滝

花、紅葉、祭り、そして普段は立ち入れない場所をお客様へお届け—。季節の「旬」をとらえたツアーで知られるクラブツーリズム株式会社は、日本国内旅行において業界トップクラスの商品力を強みとしてきた旅行会社です。

「私たちが大切にしているのは、『まだ見ぬ日本との出会い』をお客様に届けることです」と植田さんは語ります。全国各地の隠れた名所や季節限定の特別な体験を数多く企画し、一般的な観光では触れにくい日本の魅力を、より深く体感してもらう。この企画力こそが、長年お客様一人ひとりに新たな発見と感動を提供し続けてきた原動力です。

こだわりは、ツアー当日の現場にも息づいています。クラブツーリズムのツアーは添乗員が同行するスタイルが多く、案内のほとんどは日本語。それでも海外のお客様から高い評価が寄せられるのは、言語の壁を越えたホスピタリティを大切にしているからです。レビューには「翻訳ソフトを駆使して一生懸命説明してくれました」「献身的で責任感があり、気配りも行き届いていました」といった声が並びます。単なる観光案内にとどまらず、お客様に寄り添う姿勢そのものが、記憶に残る体験につながっています。

越えられなかった壁は「アジアでの知名度」

確かな商品力を持つ一方で、海外、とりわけ台湾・香港市場では大きな課題を抱えていました。それが、クラブツーリズムというブランドの知名度の低さです。

国内では広く知られた存在でも、当時のアジア市場での認知はまだ十分とは言えませんでした。自社サイトを通じた訴求だけでは現地のお客様になかなかリーチできず、集客に苦戦していたのが実情です。優れたツアーを企画しても、それを「知ってもらう」入り口がなければ、海外のお客様の予約にはつながりません。

「どれだけ良い商品でも、まず見つけてもらえなければ始まりません。海外のお客様と接点をどうつくるかが、最大の悩みでした」

決め手は、台湾・香港での圧倒的な認知度

<KKday 商品ページ(繁体字)>

そこで選んだのが、台湾・香港を中心にアジアで高い知名度を誇るKKdayへの掲載でした。

決め手は明快です。自分たちに足りない「現地での知名度」を、すでに現地ユーザーから信頼されているプラットフォームの力で補う——。KKdayに掲載することで、現地で認知されている場に自社商品を露出でき、これまでアプローチが難しかった層からの予約も生まれるようになりました。多言語対応や現地決済といった海外市場に最適化された販売環境も、スムーズな販売導線づくりを後押ししました。

もちろん、導入前には不安もありました。「どの程度のお客様にお申し込みいただけるのか、実際の集客効果が見えない点に不安がありました。海外OTAで、自社商品の魅力が正しく伝わるかという懸念もありました」と植田さんは振り返ります。

しかし掲載を始めると、その不安は想定以上の反響で払拭されていきました。

数字が語る成果:売上1.5倍、インバウンドの9割超がアジアから

実際のツアーの様子

コロナ後にKKdayへの掲載を開始して以降、変化は数字にはっきりと表れました。販路の拡大とインバウンド需要の回復を背景に、2025年には参加人数・売上ともに前年比約1.5倍まで成長しています。

特に顕著なのが、台湾・香港のお客様の伸びです。インバウンド全体に占める台湾・香港の比率は、2023年時点の約60%から、2025年には約90%以上へと拡大しました。かつての課題だった「アジアでの知名度」が、いまや最大の強みへと変わったことを物語る数字です。

お客様の声も、ツアーの中身そのものへと広がっています。「お弁当は中山大藤の花の下で食べるように用意されており、非常に印象的で特別な体験になりました」「動線に無駄がなく効率的で、各観光地でも十分な自由時間が確保されていました」——季節感や体験価値、行程設計にまで満足いただける評価が数多く寄せられています。

一番大きかったのは、社内の「意識の変化」

植田さんが「これは大きかった」と語るのは、数字以上に社内の意識の変化です。

「KKdayでの販売が伸びたことで、会社全体としてKKdayへの信頼が大きく高まりました」。

かつては一部の取り組みにとどまっていた掲載も、いまでは「自分たちの企画もKKdayで販売したい」という声が各部門から自発的に上がるように。単なる販売チャネルの拡大にとどまらず、インバウンド向けの商品開発や見せ方を意識するきっかけにもなり、組織全体で海外のお客様を意識した取り組みが進んだといいます。

その背景には、KKdayのきめ細やかなサポートがありました。問い合わせ対応の支援や売上データの提供、販売戦略の相談まで丁寧に対応してもらえることが、大きな安心感につながっているといいます。

 「管理画面も担当者とのやり取りも日本語で対応いただけますし、メッセージ機能には自動翻訳が備わっているので、海外のお客様ともストレスなくやり取りできます。言語の壁を感じずに販路拡大に取り組める点は、他のOTAにはない魅力です」

これからの展望と、迷っている同業者へ

<今回、お話を伺ったクラブツーリズム株式会社チーフリーダー植田 志乃さん(写真左)

クラブツーリズムが見据えるのは、さらに広い世界です。「台湾・香港のお客様への認知度向上は引き続き重要なテーマとしつつ、今後は韓国や東南アジアなど、より幅広いマーケットへの展開を強化していきたい」。各地域のお客様の嗜好に合わせた商品を届けながら、「日本ならでは」の体験価値をより多くの方に広げていくことが目標です。

最後に、KKdayの利用を迷っている同業者へのメッセージを伺いました。

「『どうすれば売れるのか』『いま何がトレンドなのか』といった点について、担当の方がとても親身に相談に乗ってくださいます。迷っている方も、まずは一度相談してみることで、自社だけでは気づけなかった新たな販売の可能性が見えてくるはずです」

商品力という確かな土台に、KKdayという「アジアへの入り口」を掛け合わせたクラブツーリズム。その挑戦は、まだ見ぬ日本の魅力を世界へ届ける旅の、ほんの始まりに過ぎないのかもしれません。

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