ー 施設紹介 ー
「清里フォトアートミュージアム(K*MoPAケイモパ)」は、八ヶ岳の南麓に位置する清里高原の澄んだ大気と深い緑に包まれた写真美術館です。
当美術館は、三つの基本理念を掲げており、それに基づいて作品の収集を行っていきます。写真を通して人と人との関係を深めていきたい、と願っています。ぜひ皆様のご来館をお待ちしております。
ー 期間限定写真展 ー
清里フォトアートミュージアム(K・MoPA/ケイモパ、山梨県北杜市)は、2025年7月5日(土)~10月13日(月・祝)まで開館30周年記念展 後期「写真と肖像 顔から風景へ」を開催いたします。
1995 年の開館記念展では、若い写真家たちを刺激し、激励することを目的に日本の戦後を 代表する写真家「25人の20代の写真」展からはじまりました。
30 周年記念展ではそのオマージュの意味もこめて、1万点以上に及ぶKMoPA コレクションの なかから「25 人のU35(35 歳以下)の写真」を新たな視点で厳選し、写真の原点、そしてKMoPA の原点を見直す展覧会を二会期に分けて開催します。前期の「冒険」に続く後期では「肖像」を テーマに、自己と他者、社会、風景の重層的な関係を見ていきます。 写真を通じて世界はどのように現れてくるのでしょうか。
ゲストキュレーター:楠本亜紀(Landschaft /インディペンデント・キュレーター、写真批評家)
- 展覧会概要 -
- 展覧会名:開館30周年記念展 後期「写真と肖像 顔から風景へ」※7/5~9/1まで無休
- 会期:2025年7月5日(土)~10月13日(月・祝)
- 会場: 清里フォトアートミュージアム
- 主催: 清里フォトアートミュージアム委員会
- 特別協賛:真如苑(社会貢献基金)
- 開館時間:10:00 ~ 17:00(入館は16:30まで)
- 休館日: 火曜日 *9月23日(火・祝)は開館
- 入館料:一般600円、家族割引1,000円(2〜6名まで) 本展に限り大学生以下無料
施設外観:栗生明設計のモダンな建築、カラフルな内観、豊かな自然を同時に楽しめます。ガーデンをぐるっと一周すると、リゾート気分を味わいながら素敵な写真が撮れます。
見どころ 【KMoPAを象徴するU35(35歳以下)の作家たち】 清里フォトアートミュージアム(KMoPA)の30 周年記念展ということで、写真の原点、そして 写真の未来につながるような展示にしたいと考えました。そうして出てきたテーマが「冒険」(前期) と「肖像」(後期)です。さらにそこにKMoPAを象徴するU35(35歳以下)というくくりを設ける ことによって、写真家たちにとっても原点といえるような作品の数々を展示します。
【顔から風景へ】 「写真と肖像」と聞くと、顔ばかりが並ぶ展覧会を想像しませんか? 本展では「顔から風景へ」という副題にもあるように、肖像を、「顔をとらえたもの」だけに限定しません。肖像=ポートレイトの語源には「引き出す」という意味が含まれていますが、外観を写しだすだけではなく、その人の存在に関わる何かを引き出すこと、それが肖像だと考えます。そして、人は人を取り巻く環境、風景とは切っても切れない関係にあります。本展覧会で取り上げる作家は25人。ポートレイト、ドキュメンタリー、スナップショット、風景の垣根を超えて、肖像のテーマから立ち現れるものはなんでしょうか。
【パトリ展】 エントランスホールパトリ 初代館長・細江英公の写真集 閲覧特設スペース 2025年3 月20 日(木・祝)~ 10 月13日(月・祝) *ただし、6 月16 日(月)~ 7 月4 日(金)は展示入れ替えのため休館 20世紀を代表する世界的写真家の1人であり、1995年7月の清里フォトアートミュージアム開館 より初代館長を務めた細江英公。世界の若手写真家を支援する公募・選考・展示・収蔵を行う 「ヤング・ポートフォリオ」(YP)を創設・牽引し、後進の育成に情熱を注ぎ続けました。本展では、細江英公館長へのオマージュとして、写真集、著作を自由に閲覧いただけるスペースをご用意いたします。 初代館長 細江英公【細江英公(HOSOE Eikoh)略歴】 1933年山形県米沢市に生まれ、東京で育つ。1951年富士フォトコンテスト・学生の部最高賞受賞を きっかけに、写真家を目指す。1959年、東松照明、奈良原一高、川田喜久治らとともに写真家によるセルフ・エージェンシー「VIVO」を結成、戦後写真の転換期における中心的な存在となる。 三島由紀夫を被写体とした「薔薇刑」(1963)や、舞踏家・土方巽を被写体とした「鎌鼬」(1969)など、特異な被写体との関係性から紡ぎ出された物語性の高い作品を次々と発表した。一方で国内外での写真教育、パブリック・コレクションの形成等、社会的な活動にも力を注いだ。東京工芸大学名誉教授。1995 年より当館館長。2003 年、「生涯にわたり写真芸術に多大な貢献をした写真家」として英国王立写真協会より創立150 周年記念特別勲章を受賞したほか、2010年、文化功労者。2017年、写真家として初めて生前に旭日重光章を受章した。
KMoPA ガーデン 写真の森 2025年3 月20 日(木・祝)~ 10 月13日(月・祝) KMoPA は、八ヶ岳南麓の深い緑と澄んだ大気につつまれた、標高1000 メートル地点にあります。 開館30周年を記念し、初めて写真による屋外展示「写真の森」を行います。瀬戸正人館長が、当館の 収蔵作品をはじめとする写真作品を選び、緑あふれるKMoPAガーデン内の森に展示します。光と影、 そして森を抜ける風のなか、写真はどのように見えてくるのでしょうか。
無料のトーク・イベントやワークショップも、随時開催しています。