昇仙峡

定番トレッキングコースは片道およそ6キロのコース（所要時間：約1時間20分・目安）となります。昇仙峡の玄関である「長潭橋」を出発して奇岩群を眺めながらしばらく歩くと県の天然記念物に指定された「天鼓林（てんこりん）」へ到着します。

昇仙峡の滝上から仙娥滝、石門、覚円峰まで歩かれると往復1時間程度お時間がかかります。昇仙峡ロープウェイ山頂まで往復し、山頂を散策すると往復に1時間前後です。各名所を楽しんだり写真撮影したりするとさらにお時間がかかりますので合計3時間前後と考えられます。

昇仙峡へ車でアクセスするには、中央自動車道の「甲府昭和IC」または「双葉スマートIC」から、それぞれ約35分または約20分の目安で向かうのが便利です。ICを降りた後は、案内に従い県道7号線または県道104号線（または県道25号線）を昇仙峡方面へ進み、途中の駐車場を利用します。昇仙峡エリアには、遊歩道沿いや有名スポット周辺にいくつかの無料駐車場があります。特に入り口付近には「昇仙峡 入口 天神森無料駐車場」があり、トレッキングコースの出発地点に便利です。

甲府駅から昇仙峡へのバス運賃は、目的地によって異なります。昇仙峡口までが710円、グリーンラインまでが1,000円、滝上（ロープウェイ乗り場がある地点）までが1,090円です。運行は山梨交通で、甲府駅南口バスターミナル4番のりばから乗車できます。

昇仙峡のおすすめの散策ルートは、まず長潭橋からスタートし、奇岩群を眺めながら天鼓林を目指すコースです。さらに進むと仙娥滝や覚円峰といった名勝があり、ロープウェイで山頂に上るのもおすすめです。滝上から仙娥滝、石門、覚円峰を巡る往復1時間程度のコースや、ロープウェイ往復と山頂散策で1時間前後と、ご自身のペースに合わせて楽しめます。