
【完全攻略】韓国・ソウルの交通機関まとめ!地下鉄やバスについても詳しく解説

韓国・ソウルの地下鉄やバス、タクシーなどの交通機関について徹底解説します。バスや地下鉄で使えるカードや1日乗車券の料金についてもまとめました。空港からソウル市内への行き方も詳しく解説するので、これからソウルへ旅行する方はぜひ参考にしてみてください。
ソウル市内の交通機関!地下鉄の料金や駅についても解説
1. 地下鉄
現地の人や観光客に最も利用されているであろうソウルの交通機関は地下鉄です!観光客が訪れるソウル市内の人気スポットは地下鉄で全て行くことができます。ホテルを探す際も、地下鉄の駅が近くにある方が便利なのでオススメです。
【料金・乗車券の種類】
韓国の地下鉄の基本料金は、10kmまでは一律1,350ウォン(約136円)です。10km以上の場合は5kmごとに100ウォン、50km以上は800ウォンずつ料金が上がります。
チャージ式のプリペイドカード「T-money」を利用すると、100ウォン安く電車に乗ることができるのでオススメ。「T-money」とは、日本でいう「PASMO」や「Suica」のようなものです。カードはコンビニで購入できるので、ぜひチェックしてみてください。
区分 | 現金(1回分交通カード) | 交通系ICカード(T-money) |
大人(満19歳〜) | 1,350ウォン(約136円) | 1,250ウォン(約126円) |
青少年(満13~18歳) | 1,350ウォン(約136円) | 720ウォン(約73円) |
子ども(満6~12歳) | 450wウォン(約45円) | 450ウォン(約45円) |
【目的別オススメ駅】
オススメの宿泊エリア | ソウル駅、乙支路三街、忠武路(明洞付近)、東大門歷史文化公園、鐘路三街 |
ショッピング | 忠武路(近明洞)、梨大、新村、弘大、東大門、安国駅(三清洞) |
個性的なおしゃれカフェ | 安国駅(三清洞)、弘大 |
地下街 | 江南駅(江南地下街)、富平駅(富平地下街)、蚕室駅(蚕室地下街)、高速バスターミナル駅(高速バス地下街)、永登浦駅(永登浦地下街)、鐘閣駅(鐘閣地下街) |
【路線別の主要な駅】
地下鉄1番線1号線 | 鐘路5街(広蔵市場)、鐘閣(清溪川、鐘閣地下街)、東大門(東大門デザイン広場) |
地下鉄2番線2号線 | 梨大、新村、弘大 |
地下鉄3番線3号線 | 景福宮、安国(三清洞) |
地下鉄4番線4号線 | 惠化(梨花壁画村、大学路商圏)、東大門歴史公園(東大門設計広場) |
地下鉄5番線5号線 | 光化門、鐘路3皆(各種お寺の所在地) |
地下鉄6番線6号線 | 梨泰院 |
地下鉄7番線7号線 | 建国大学 |
地下鉄8番線8号線 | 蚕室駅(蚕室地下街、ロッテ世界) |
地下鉄9番線9号線 | 高速バスターミナル駅(高速バス地下街) |
上記はソウル市内の主要駅で、この他、郊外各地に繋がっている路線もあります。韓国の一部の駅ではエレベーターがない場所もあるので、大きい荷物がある方は事前に確認するようにしてください。
2. バス
ソウル市内では、バスも移動手段の1つです。しかし、バスの種類は非常に多く、車内では韓国語以外の表示や放送がないので、初心者の方にはあまりおすすめできません。バスの利用に慣れてくると簡単に乗ることができるでしょう。
ソウル市内のバスの種類は主に、下記の6種類。バスの種類にもよりますが、約132円〜270円程度のリーズナブルな価格で利用できるのが嬉しいポイントです。地下鉄でカバーできないエリアにも行けるので、ぜひ利用してみてください。
韓国のバス路線が分からない場合、Daum地図を利用し韓国語の住所・店名・電話番号等で路線を調べることができます。バスに乗ってどの駅まで乗ったか分からなくなった時にはSeoul busというアプリの利用がオススメです。
- 【ソウル市内のバスの種類】
・幹線バス(ブルー)
・支線バス(グリーン)
・マウルバス(グリーン)
・緑色循環バス(黄緑)
・広域バス(レッド)
・循環路線バス(イエロー)
3. シティバス
シティバスは5つの路線に分かれていて、それぞれ価格と通るスポットが違います。
都心・古宮コース | 名東や東大門、ソウルタワーなど人気スポットを中心に廻ります。 |
パノラマコース | 63ビルや梨大、弘大などを観光したい方にオススメです。 |
夜間コース | ソウルタワーや清渓広場など綺麗な夜景が見れるスポットを巡ります。 |
伝統文化コース | 景福宮、仁寺洞、東廟(トンミョ)などの歴史建築はもちろん、伝統的な広蔵市場などを廻ります。韓国の歴史に興味がある方にオススメです。 |
江南シティツアーコース | 新沙洞、狎鴎亭、Coexなど江南(カンナム)のスポットを巡ります。 |
4. タクシー
一般タクシー・模範タクシー・大型タクシー・国際タクシーの4種類があります。乗車できる人数と価格に差があるのが特徴です。タクシーの色によって種類を見分けることができます。値段は一般タクシーが比較的安く、その他はあまり差はありません。
もしコミュニケーションに不安がある場合は、国際タクシーがオススメです。ただし事前予約が必要なので注意してください。
ソウルから他の都市への移動
1. 高速鉄道
ソウルから郊外やその他の都市へ移動したい場合、高速鉄道が1番便利な交通手段です。
韓国の高速鉄道には以下の種類があります
- KTX
KTX-山川(サンチョン)
ITX-セマウル号
セマウル号
ムグンファ号
ヌリロ号
KTXは1番早い列車で、主にソウルから大邱・釜山地区を運行しています。
観光客がよく利用しているのもKTXです。釜山方面に行く方にはKR PASSがオススメ。KR PASSは外国人限定の乗り放題パスで、往復で利用するだけでもお得になります。
2. 長距離バス
長距離バスは大きく分けて市外バスと高速バスの2種類があります。高速バスは目的地以外の他の駅に止まらないので、市外バスよりも時短で移動できるのが特徴です。
ソウルの地下鉄・バスでも使える「交通系ICカード」
1. M-PASS
M-PASSは外国人向けに作られた公共交通カードで、地下鉄やバスなどほとんどの交通機関での利用ができます。1・2・3・5・7日のプランから選ぶことができ、1日20回利用可能です。
M-PASSを購入すると、観光スポットや飲食店などで10〜20%引きになる特典もついてきます!
仁川国際空港1階5番出口、10番出口前にあるソウル市観光案内センターで購入可能です。カード代以外に、5,000ウォン(デポジット代4,500ウォン+手続き代500ウォン)がかかります。帰国の際に仁川空港でデポジット代の払い戻しが可能です。
2. T-moneyカード
T-moneyカードは、韓国の電子マネーの一種。韓国の公共交通機関(地下鉄やバス)を割引価格で利用できるほか、タクシーやコンビニでの支払いにも使うことができます!
KKdayで販売するT-moneyカードは、日本または韓国の空港での受け取りが可能です。開通作業などが不要なので、受け取ったらすぐに使うことができます!
金浦、仁川空港からソウル市内への交通手段!地下にある空港鉄道が便利
仁川(インチョン)空港と金浦(キンポ)空港について
仁川空港と金浦空港の違いですが、海外旅行客が主に利用しているのは仁川空港です。空港内も仁川の方が広く、日本からの飛行機もほとんどが仁川空港発着ですが、金浦空港の方がソウル市内へは近いです。
1. 空港鉄道:A’REX
直通列車 |
一般列車 |
|
運行時間 |
05:15〜22:40 |
05:18〜23:50 |
運行間隔 |
約40分 |
約10分 |
運賃 |
9,500ウォン(約980円) |
4,750ウォン(約490円) |
所要時間 |
約43分 |
約50分 |
空港鉄道には「一般列車」と「直通列車」があり、大きな違いとしては停車駅と運賃、所要時間です。注意が必要な点は、直通列車は金浦空港には止まらないということ。 各空港とも地下にホームがあります。
2. リムジンバス
仁川空港からも金浦空港からも空港と市内とを繋ぐバスがあり、種類は高級リムジンバスと一般リムジンバスの2種類に分けられます。一般リムジンバスは停車駅が多いですが運賃は安めです。
路線もとても多く、観光客の多い人気エリアはもちろん、市内各地へ行くことができます。ソウル市内から空港へのバスチケットや時間については停車地となっている各バス停やホテル等でご確認ください。
・仁川空港:第1ターミナルの場合は4、9番出口横(内部)と4、6、7、8、11、13番出口付近(外部)で購入可能。第2ターミナルの場合は地下1階のバスターミナルで購入可能。6001番のバスを利用する方が多く、ソウル駅・乙支路・東大門歷史文化公園等の人気エリアへ行くことができます。 ・金浦空港:バス路線と切符購入は簡単で、明洞へ行きたい場合は1番出口から6021路線に乗ります。明洞から金浦空港へ向かう場合は、地下鉄明洞駅の88番出口のバスストップから乗車できます。 |
3. 深夜リムジンバス
もし早朝や夜中の発着の便をご利用で、A’REXが運行していない時間だった場合は深夜バスの利用がオススメです!空港から市内へは深夜バスに乗り約70分で到着です。以下の2つのルートがあります。
ソウル駅行き(N6001) | 仁川空港-松亭駅-塩倉駅-新龍山駅-ソウル駅 |
江南高速バスターミナル駅(N6000) | 仁川空港-松亭駅-塩倉駅-黒石駅-江南高速バスターミナル駅 |
- 【仁川空港からの出発時間】
ソウル駅行き – 00:15、01:05、02:00、02:55、03:45、04:40
江南高速バスターミナル行き – 23:50、00:40、01:30、02:30、03:20、04:10 - 【ソウル市内からの出発時間】
ソウル駅 – 22:55、23:45、00:40、1:35、02:25、03:20
江南高速バスターミナル – 22:30、23:20、00:10、01:10、02:00、02:50
【乗車地点】
仁川空港 | 1階入国ロビー6A乗車所 |
松亭駅 | 新韓銀行前(1番出口直進約5分)(MAP) |
ソウル駅 | 広場前方ソウル駅正面バス専用レーン3番(MAP) |
江南高速バスターミナル | 地下鉄3番線高速バスターミナル(8-1番出口道路中央)(MAP) |
新龍山駅 | 3番出口(ソウル市区から空港行きのみ停車)(MAP) |
【運賃と電話番号】
運賃 | 9,000ウォン(約890円)(子供7,500ウォン・約740円) 現金または交通カードの使用可、ただしその他の割引券は使用不可 |
電話番号 | +82-2-2664-9898/+82-2-1330 |
4. タクシー
タクシーは主に「一般タクシー」と「模範タクシー」、「大型タクシー」、「国際タクシー」の4種類。大型のタクシーは大人数の方や、荷物が多い方にオススメです。
ソウルの仁川空港と金浦空港には国際タクシーが設置されており、外国語サービスの提供があります。 電話またはメールで予約ができるので、気になる方はチェックしてみてください。
【乗車地点】
仁川国際空港 | 1階入国ロビー4-5番出口間;8-9番出口の間 |
金浦国際空港 | 国際線1階入国ロビー1-2番出口の間 |
5. 貸切チャーター車
深夜や早朝の便で到着される方で、市内までの交通で悩みたくない方や荷物の多い方にオススメなのがチャーター車の利用です。目的地に直接行ってくれるので、時間短縮にもなりますしとても便利です。
ソウル旅行では安くて便利な地下鉄も利用してみよう
韓国・ソウルの交通機関について徹底解説しました。ソウル市内の移動手段には、地下鉄やバス、タクシーなどがあります。特に地下鉄は初心者の方でも使いやすく、料金もリーズナブルなのでオススメです。
空港から市内への移動はタクシーが便利ですが、日本語が通じない運転手が多いので注意しましょう。韓国語表記の住所を見せるなど、文字で伝えるのが効果的です。交通機関を有効活用して、ソウルの街を楽しみましょう!
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