集合場所、ピックアップ場所、ピックアップ時間に関する最終情報については、バウチャーを参照してください。
集合場所:印刷したバウチャーをスペイン乗馬学校のビジターセンター(住所:Michaelerplatz 1, 1010 Vienna)でお受け取りください。チケットはプログラム開始の30分前までにお受け取りください。(住所:Michaelerplatz 1, 1010 Vienna)
禁止事項:3歳以下のお子様は入場できません
イベントの写真撮影は禁止されています
ご注意:3歳から5歳までのお子様は無料でご入場いただけます。ただし、お子様は座席をご利用いただけませんので、大人の膝の上にお座りください。座席が必要な場合は、お子様料金がかかります。
6歳から11歳までのお子様には子供料金が適用されます。
子供には少なくとも1人の大人が同伴する必要があります
記念物保護のためエレベーターはありません
スペイン乗馬学校は、1572年に創設され、世界で最も古い伝統を持つ乗馬学校の一つです。ハプスブルク家の宮廷馬術を継承するために設立され、特にリピッツァナー馬の調教を通じて、クラシック馬術の最高峰を追求してきました。現在のバロック様式の冬の乗馬学校は1730年代に完成し、何世紀にもわたる馬術文化の象徴として、その歴史を今に伝えています。
スペイン乗馬学校の「ウィーントレーニング」(朝の練習)は、通常、約1時間から1時間半の間にわたって見学可能です。見学者は、指定された時間内であれば自由に会場へ出入りすることができます。この練習時間中には、基本的な歩様から高度な学校馬術の技まで、リピッツァナー馬と騎手が日々積み重ねる訓練の様子を間近でご覧いただけます。
リピッツァナー馬は、16世紀にスロベニアのリップツァ牧場で誕生し、スペイン、アラブ、ベルベルなどの血統を組み合わせて改良された高貴な馬です。優れた知能、優雅な動き、そして力強い体格が特徴です。生まれた時は毛色が暗いですが、成長するにつれて独特の純白に変化します。クラシック馬術の訓練に非常に適しており、その優雅さと学習能力は学校の象徴とされています。
朝の練習(ウィーントレーニング)では、リピッツァナー馬と騎手による様々な訓練を見学できます。これには、馬の柔軟性とバランスを養うための基本的な歩様、側方運動、そしてピアッフェやパッサージュといった高度なコレクテッド・ゲイト(集結した歩様)などが含まれます。若馬から熟練馬まで、馬と騎手が繊細なコミュニケーションを取りながら技術を磨く様子を、間近で観察することができます。
スペイン乗馬学校は、オーストリア、特にウィーンの文化において極めて重要な役割を担っています。ハプスブルク帝国の伝統を象徴する生きた文化遺産であり、古典馬術を最高レベルで継承している世界唯一の機関です。ユネスコ無形文化遺産にも登録されており、その優雅な馬術とリピッツァナー馬は、オーストリアの芸術、歴史、そしてアイデンティティを代表する存在として国内外で高く評価されています。
朝の練習を見学する際は、騎手と馬の集中を妨げないよう、静かに観覧することが最も重要です。フラッシュなしの写真撮影は許可されていますが、音を立てないように注意しましょう。馬と騎手の間の繊細なコミュニケーションや、練習の段階に応じた異なる馬術技を注意深く観察すると、より深く楽しめます。早めに到着して、見やすい場所を確保することをおすすめします。
スペイン乗馬学校の朝の練習でクラシック音楽が使用されるのは、馬と騎手の動きにリズムと調和をもたらすためです。音楽は馬の歩調を整え、騎手のリズム感を高め、訓練全体をより流動的で優雅なものにします。特にウィーンの作曲家による作品が多く選ばれ、馬術と音楽が一体となることで、見学者に一層豊かな文化的体験を提供し、練習の芸術性を高める効果があります。
スペイン乗馬学校の騎手たちは、リピッツァナー馬との訓練において、信頼関係の構築と馬の自然な能力を最大限に引き出すことを重視しています。力に頼るのではなく、馬の身体的・精神的発達を尊重し、時間をかけて段階的に技術を習得させます。古典馬術の哲学に基づき、馬が自ら喜びをもってパフォーマンスを行うことを目指し、優雅さ、正確さ、そして馬との完璧な調和を追求しています。