日時や人数の変更が希望がございましたら、電話(受付時間 10時~18時 / 月曜定休)またはメールにてご連絡ください。
当日、連絡なく15分以上遅れた場合はキャンセル扱いとさせていただきます。
天災地変、その他の不可抗力によるやむを得ない事由によって、予告なく休場となる場合もございますのでご承知おきください。
汚れても差し支えのない服装でお越しください。
駿河竹千筋細工は、細く削られた竹ひごを立体的に組み上げて作られる、静岡県の伝統的工芸品です。最大の特徴は、一本一本の丸ひごが織りなす繊細な透かしの美しさや、軽やかで優雅な造形です。また、時間とともに竹が美しい飴色に変化し、独特の光沢を増していく経年変化も大きな魅力の一つとされています。
駿河竹千筋細工は、江戸時代初期に、徳川家康が駿府城の普請のために集めた職人たちが、余暇に竹細工を始めたことが起源とされています。明治時代に入ると、海外への輸出も盛んになり、その精巧な技術と芸術性が高く評価されました。その後も受け継がれ、昭和51年には国の伝統的工芸品に指定され、今日に至るまでその歴史と技術が大切に守られています。
駿河竹千筋細工のデザインは、極細の竹ひごを高度な技術で編み上げ、幾何学模様や自然をモチーフにした繊細な透かし模様を生み出します。その視覚的特徴は、光を通して生まれる陰影の美しさ、そして見る角度によって表情を変える立体感にあります。風鈴や虫かご、花器など、生活に溶け込む優美な姿が魅力です。
駿河竹千筋細工の「丸ひご」は、竹を割って細く削り出し、さらに一本一本手作業で均一な丸い断面に加工されます。この工程には、熟練の職人の高い技術と経験が必要です。わずかな狂いも許されない精密な作業を経て、あのしなやかで均質な丸ひごが作られ、細工全体の繊細さを支える基礎となります。
静岡市にある「匠宿」は、「歴史と未来を結ぶ場所」をコンセプトに掲げた国内最大級の伝統工芸体験施設です。ここでは、伝統工芸品である駿河竹千筋細工を専門のインストラクターの指導のもと、実際に自分で制作する体験ができます。世界で唯一、この場所だけで駿河竹千筋細工の体験が可能で、作った作品は何十年も楽しめる一生の思い出になります。
駿河竹千筋細工は、その長い歴史と受け継がれてきた繊細な技術、そして芸術性の高さから、昭和51年に日本国により伝統的工芸品として指定されています。これは、その文化的価値と職人技の継承が国として認められている証です。実用性と美しさを兼ね備え、現代の生活にも調和する工芸品として高い評価を得ています。
「匠宿」には駿河竹千筋細工の体験ができる「工房 竹と染」のほか、和染め体験、カトラリーづくりや漆体験ができる「工房 木と漆」、陶芸体験の「工房 火と土」など多様な工房があります。さらに、セレクトショップ「ギャラリー Teto Teto」、静岡の特産品が並ぶ「コトコトSTORE」、地元のハチミツを使った「カフェ HACHI & MITSU」といった飲食店や物販施設も充実しています。
「匠宿」は静岡市に位置し、多様な伝統工芸体験が楽しめる施設です。お車でお越しの際は、150台分の無料駐車場が完備されており、アクセスしやすい環境です。公共交通機関を利用する場合は、静岡駅などからのバス便をご確認ください。具体的なバス路線や最寄りのバス停については、出発地に応じて事前に調べておくとスムーズに到着できます。