| 催行形式 | 混乗ツアー |
| ガイド形式 | ガイド付きツアー |
| お食事のご用意 | 朝食付き |
| 宿泊のジャンル | エコノミー (2つ星以下) |
| 観光のジャンル | 自然景観、エコツアー・ネイチャーガイドツアー、ノルディックウォーキング |
| 交通手段 | バス |
バナウェの棚田は「世界八番目の不思議」とも称され、2000年以上前にイフガオ族によって手作業で築かれました。独特の灌漑システムと、山肌に沿って広がる壮大な段々畑の景観が特徴です。バタドの棚田は、より円形劇場のような形状をしており、その急峻な傾斜と緻密な段差が織りなす圧倒的な美しさで知られています。両者ともに、フィリピンの生きた文化景観としてユネスコ世界遺産に登録されています。
バナウェでは、ビューポイントとして有名な「バナウェ展望台」から広大な棚田の全景を一望できます。特に早朝の霧がかった景色や夕暮れ時がおすすめです。バタドでは、村全体を見下ろす高台にある「バタド・ビューデッキ」からの眺めが圧巻です。棚田の中心部にあるタッピヤ滝へのトレッキングルートからも、棚田の様々な表情を間近で撮影できます。
バタドの棚田では、棚田の中を歩くトレッキングが主な体験です。地元のイフガオ族のガイドと共に、伝統的な村を訪れ、彼らの生活や文化に触れることができます。また、棚田の底にあるタッピヤ滝まで歩き、その冷たい水でリフレッシュするのも人気です。棚田の保全作業を垣間見たり、地元の手工芸品を見学したりすることもできます。
嵯峨田の「吊り棺」は、イゴロット族のユニークな埋葬習慣です。彼らは死者がより天に近い場所へ行けるように、または動物から遺体を守るため、岩壁に棺を吊るしました。これは生と死、そして祖先への敬意が深く根付いた信仰を反映しています。吊り棺は主に洞窟の入り口付近や崖の側面に設けられ、その配置や年代によって様々な物語が語り継がれています。
スマギン洞窟は、探検好きにはたまらない場所です。洞窟内は広大で、鍾乳石や石筍が織りなす神秘的な景観を楽しめます。真っ暗な洞窟の奥深くへ進むには、ガイドの案内が必要です。ロープを使った降下や、狭い通路を這って進むなど、スリリングな体験が待っています。滑りやすい場所もあるため、適切な装備と慎重さが求められるアドベンチャーです。
バナウェやコルディリェラ地方では、地元の市場を訪れることで、活気ある現地の生活を垣間見ることができます。伝統的な村落でのホームステイや、ツアーガイドを通じた地元住民との会話も貴重な交流の機会です。伝統的な織物や木彫りの工芸品を購入することも、彼らの文化を支援する方法の一つです。イフガオ族の温かいホスピタリティを感じられるでしょう。
バタドの棚田周辺には、棚田を一望できる高台に位置するゲストハウスがいくつかあります。これらの宿泊施設は通常、シンプルな設備ですが、バルコニーやテラスから息をのむような棚田のパノラマビューを楽しめるのが最大の魅力です。特に日の出や日の入りの時間帯には、棚田が様々な色に染まる壮大な景色を独り占めできます。自然の中で静かに過ごしたい方に最適です。
イフガオの棚田群は、その「文化的景観」としての卓越した普遍的価値が認められ、ユネスコ世界遺産に登録されました。2000年以上にわたるイフガao族の知恵と労働の結晶であり、独特の伝統的な灌漑システムや、山岳地帯の厳しい自然環境に適応した見事な農業技術を今に伝えています。これは、人間と自然が調和して暮らす、生きた文化の証として高く評価されています。