ペスカードア島

ペスカードア島のベストシーズンは乾季にあたる11月から5月です。この時期は海の透明度が高く、安定した天候でダイビングやシュノーケリングに最適です。特にサーディンラン（イワシの大群）やウミガメ、熱帯魚の観察が楽しめます。雨季は海が荒れることがあるため、訪問は控えたほうが良いでしょう。

必見スポットは、島の西側にある巨大な水中洞窟『キャセドラル』で、神秘的な光と影のコントラストが楽しめます。また、サーディンランが見られるスポットや多彩なサンゴ礁のリーフも見逃せません。さらに、シュノーケリングではカラフルな熱帯魚やウミガメと泳げるポイントもおすすめです。

ペスカードア島へは主にセブ島南西部のモアルボアルタウンからボートで約25〜35分でアクセスします。モアルボアルはセブシティからバスや車で約3時間の距離で、多くのツアーやダイビングショップがここを拠点に島への日帰りツアーを催行しています。

ペスカードア島は『漁師の島』を意味し、昔から地元の漁師たちにとって重要な漁場でした。現在は海洋保護区として管理され、漁業は制限されていますが、その歴史があるため多様な魚種が豊富に生息しています。また、地元のガイドは季節ごとの海洋生物の動きを熟知しており、最適なダイビングスポットや観察ポイントを案内してくれます。

ペスカードア島と組み合わせて訪れる人気スポットには、モアルボアルのパンガスマビーチでのサーディンラン観察、カワサン滝でのキャニオニング体験、タートルベイでのウミガメとのシュノーケリングがあります。これらはすべてモアルボアル近郊に位置し、日帰りや半日ツアーで効率よく楽しめます。