ミャンマー

ミャンマーでは観光目的の入国や国内旅行が可能ですが、治安状況が不安定なため、渡航は慎重に検討する必要があります。特に地方部では武装勢力による銃撃や爆発が発生しており、多くの地域に危険情報が発出されています。観光する場合は、主要都市（ヤンゴン、マンダレーなど）を中心に情報を収集し、渡航中止勧告が出ている地域は避けるべきです。入国にはビザが必要ですが、e-Visaやアライバルビザが利用できます。最新の治安情報と渡航の注意点として、外務省はラカイン州、チン州、シャン州の一部地域などに「レベル3：渡航中止勧告」を発出しています。これらの地域への立ち入りは絶対に避けてください。一般の方の旅行は推奨されておらず、反政府武装勢力の活動により銃撃や爆発事件が発生する可能性があるため、渡航する際は現地情報を十分に収集し、安全対策を講じる必要があります。新しい治安情報は常に更新されるため、渡航前に現地の最新情報を確認することが不可欠です。

ミャンマーの治安は2021年2月の軍事クーデター以降、非常に不安定な状況が続いています。国軍と民主派勢力の衝突により、各地で戦闘や爆発事件が発生しています。外務省の危険情報では、一部の州や地区が「レベル3：渡航は止めてください。」に指定されています。

2018年10月1日より、ミャンマーを観光で訪れる一般旅券を所持した日本人に対し、入国査証が免除されます。滞在期間は30日間で、観光目的のみ対象となります。ビジネスなど他の目的で入国される方は、従来通り事前の査証取得が必要です。

日本からは成田空港発のヤンゴン行き直行便があります。名古屋や大阪など国内の主要都市から出発する場合は、国内線を乗り継いで成田発の直行便を利用するか、バンコク、ハノイ、シンガポールなどアジアの主要都市を経由してヤンゴンまで行くルートもあります。

ミャンマーには魅力的な都市が数多くあります。首都ヤンゴンは、シュエダゴン・パゴダなどの見どころが多く、活気あふれる街です。古都マンダレーでは、伝統的な文化や仏教寺院に触れることができます。また、古代遺跡が広がるバガンは、数千もの仏塔が立ち並ぶ幻想的な景観で知られています。これらの都市を中心に、ミャンマーの多様な魅力を体験できるでしょう。