紫川

紫川事件は、1963年12月8日夜に福岡県北九州市の紫川河川敷で発生した暴力団抗争事件です。三代目山口組系地道組安藤組の組員2人が、工藤組組員の坂下繁貴ら数人によって撲殺されました。

紫川は、北九州市の小倉南区項吉の福智山山腹に源を発し、北流して小倉北区の浅野と許斐町の境界で響灘に注いでいます。その美しい名前とは裏腹に、昭和の高度成長期には汚れた川の代名詞とも言われました。

紫川は、北九州市の小倉北区と小倉南区に位置し、福智山を源流としています。小倉南、北両区を貫流し響灘に注ぐ流路延長は21.3km、流域面積は約113km2の二級河川です。

紫川には、モクズガニ、ヒナハゼ、ヒガンフグ、スズキ、スジエビモドキなどの生き物が生息しています。

紫川沿いには、美しい景観を楽しめる遊歩道が整備されており、市民の憩いの場となっています。特に小倉城周辺からの眺めは格別で、四季折々の自然を感じることができます。