久高島

久高島に行ってはいけない理由は、神聖な島の信仰や文化への無理解や不注意な行動が、島への敬意を欠き、島が大切に守ってきたものを脅かす可能性があるためです。具体的には、神聖な場所への無断立ち入りや撮影、島の自然物や伝統的な儀式を乱す行為、集落内での不適切な服装などが挙げられます。訪れる際の心構えとして、以上の点を心に留め、島の文化や信仰に対する深い敬意を持って行動することが求められます。事前に島のルールやマナーを確認し、島の暮らしを感じながら、静かに島の魅力を体験することが大切です。

久高島では、島全体が神聖な場所とされています。集落内を水着姿や上半身裸で歩かず、露出を控えるなど、島の生活の場であることを理解し、当たり前のマナーを守ることが求められます。無断で畑や敷地内に入らないように注意してください。

久高島は、琉球開闢（かいびゃく）の祖アマミキヨが天から舞い降りてきて、ここから国づくりを始めたという琉球の聖地です。今も島の人々によって神事が行われ、平和への祈りと感謝が捧げられています。

久高島は島全体が聖域とされており、立ち入り禁止の御嶽（うたき）や遊泳禁止の海があります。特にイザイホーなどの祭祀（さいし）場があるフボー御嶽は、入り口に「最高の聖域です。何人たりとも出入りを禁じます」と記載した看板が設置されています。これらの場所への無断立ち入りは厳禁です。

久高島は神聖な場所であるため、集落内では肌の露出が多い服装（水着や上半身裸など）は控え、敬意を払った服装を心がけてください。また、島の自然や文化を尊重し、ゴミの持ち帰りや動植物の採取などは行わないようにしましょう。