氷見

氷見で有名な食べ物としては、冬の高級魚である「ひみ寒ぶり」、地元で人気の「氷見牛」、つるつるとしたのど越しの「氷見うどん」、富山湾で獲れた新鮮な魚介を味わえる寿司、そして創業1971年の老舗が提供する氷見カレーなどがあります。ひみ寒ぶりは、日本海で獲れる中でも鮮度が抜群とされ、刺身やブリしゃぶなどで楽しめます。氷見牛は、きめ細やかな肉質と上品な脂の甘みが特徴です。氷見うどんは、コシのある独特の食感となめらかなのどごしが魅力です。

氷見市は「ひみし」と読みます。富山県の北西部に位置し、能登半島の東側の付け根にあります。氷見市は富山湾に面し、越中式定置網の発祥の地として知られる氷見漁港があり、豊かな自然と海の幸に恵まれた地域です。地名の由来は、奈良時代には「比美乃江（ひみのえ）」という地名が万葉集に詠まれており、その頃から「ひみ」という読み方があったと考えられています。

「氷見（ひみ）の魚」の読み方は、「ひみ の さかな」です。氷見市は富山湾に面した漁業が盛んな地域であり、ブランド魚である「ひみ寒ぶり」などが有名です。氷見の魚はその鮮度と美味しさで全国的にも知られています。

氷見のソウルフードとして特に有名なのは「氷見うどん」です。氷見うどんは270年以上の歴史を持つ“糸うどん”をルーツにした、手延べ・手打ち製法の伝統的なうどんです。ロープ状に生地を引き延ばして作る伝統技法「手延べ」によって生まれる、力強いコシとなめらかなのどごしが特徴で、地元の人々に愛されています。

氷見には魅力的な観光スポットが多数あります。富山湾越しに見える立山連峰の絶景は圧巻で、特に天気の良い日には感動的な景色が広がります。氷見漁港では、新鮮な魚介類を味わえる食事処や、活気あふれる市場を見ることができます。また、氷見番屋街では、海産物のお土産探しやグルメを楽しむことができます。氷見海浜植物園では、四季折々の美しい植物を鑑賞できます。