ジャマイカ

ジャマイカ旅行の費用は、往復航空券代が約15万～22万円、1週間程度の滞在でホテル代や食費、観光費を含めると合計で40万円以上が目安です。特に、航空券は月によって価格が変動するため、安い時期（10月など）を狙うと費用を抑えられます。ホテル代は、ホテルの種類によって大きく異なりますが、1週間滞在するとホテルだけで20万円以上かかる場合もあります。現地の物価は、東京と比べてやや高めです。

ジャマイカには明確な四季はなく、年間を通じて暑い熱帯気候です。主な季節は「雨季」と「乾季」で、雨季は5月から10月頃、乾季は11月から4月頃にあたり、乾季が観光に最も適しています。12月～4月の乾季は晴天が続き、屋外での活動を楽しむのに最適です。夏（6月～8月）は特に気温が高く湿度も上がりますが、乾季の期間が過ごしやすく、快適に旅行できます。

日本からジャマイカへは直行便がないため、アメリカ（ニューヨーク、ロサンゼルス、マイアミなど）またはカナダ（トロント、バンクーバーなど）を経由する便を利用するのが一般的で、所要時間は乗り継ぎを含め約20時間以上かかります。ジャマイカにはメインの国際空港としてモンテゴ・ベイのサングスター国際空港とキングストンのノーマン・マーレン国際空港の2つがあり、航空券を予約する際は目的地となる空港を確認しましょう。アメリカの主要都市を経由する航空会社が多く、例えばアメリカン航空、ジェットブルー航空などが利用できます。カナダのトロントやバンクーバーを経由してジャマイカへ向かうことも可能です。

観光および商用を目的とした滞在で、かつ復路の航空券を所持している場合は、事前に査証を取得する必要はなく、入国時に最大30日間の滞在許可が与えられます。ジャマイカの魅力を満喫するには、最低でも5日から7日程度の滞在をおすすめします。これにより、主要な観光スポットを巡り、現地の文化を体験する十分な時間を確保できます。

ジャマイカでは、美しいビーチでのリラクゼーションはもちろん、滝での水遊びや、ボブスレー体験、ラム酒蒸留所の見学など、多様なアクティビティが楽しめます。レゲエ発祥の地ならではの音楽イベントに参加するのもおすすめです。モンテゴ・ベイやネグリルでは、シュノーケリングやダイビングなどのマリンスポーツも盛んです。キングストンでは、ボブ・マーリ博物館を訪れることができます。