グアテマラ

グアテマラへの旅行では、首都や特定地域で殺人、強盗、スリなどの犯罪が多発しており、観光客が標的となるリスクが高いため、細心の注意が必要です。特に夜間の一人行動は避け、人通りの少ない場所への立ち入りは避けるべきです。また、サンマルコス県、ソロラ県、イサバル県の一部地域では地域紛争による暴力事件が頻繁に発生しているため、不要不急の渡航は中止し、最新の治安情報を随時確認することが不可欠です。治安上の注意点として、首都グアテマラシティを含む国内全土で、殺人、強盗、窃盗などの犯罪が発生しています。路上強盗、スリ、置き引き、民家やホテルへの侵入窃盗などが頻繁に発生しており、注意が必要です。首都グアテマラシティでは、特に危険とされる区画やエリアがあります。また、サンマルコス県、ソロラ県、イサバル県の一部地域では、長年にわたる紛争に起因する暴力事件が多発しており、不要不急の渡航は避けてください。

外務省の海外安全情報によるとグアテマラの治安、危険度レベルはグアテマラ全土が4段階で1になっています。法律で銃器を持つことが許されている国であることを念頭に置いてください。全体的に治安は悪く、特に国境付近は要注意です。不法に国境を越えようとする者や、麻薬の運び屋などが集まり犯罪率が高くなっています。

グアテマラの観光に最適なベストシーズンは、乾季の11月から4月です。この時期は雨が少なく晴天が続くため、遺跡観光や街歩きが快適に楽しめます。特に、アンティグアやグアテマラシティといった高地は、日中の気温も過ごしやすくおすすめです。乾季（11月～4月）は気候が雨が少なく、晴天が続く観光に最適なシーズンです。気温は標高の高い地域では日中20℃台で過ごしやすく、朝晩は冷え込むことがあります。この時期は花の季節でもあり、ブーゲンビリアやジャカランダが咲き乱れる美しい景色を楽しめます。

グアテマラには、マヤ文明の遺跡や植民地時代の美しい街並みなど、魅力的な観光スポットが数多くあります。特に有名なのは、ティカル遺跡で、ジャングルの奥深くに佇む壮大なピラミッド群は圧巻です。また、古都アンティグアは、石畳の道やカラフルな建物が並ぶ、世界遺産に登録された美しい街です。アティトラン湖周辺では、湖畔の村々を巡りながら、先住民の文化に触れることができます。

グアテマラの食文化は、マヤとスペインの影響を受けた多様な料理が特徴です。主食はトウモロコシで、トルティーヤやタマル（トウモロコシの粉を練って蒸したもの）は日常的に食べられています。代表的な料理には、鶏肉や牛肉を煮込んだスープ「カクド」、唐辛子を使ったスパイシーなソース「モルカヘ」、そしてチョコレートを使った飲み物「カカオ」などがあります。地域によって特色のある料理があるので、ぜひ食べ比べてみてください。