ソウルの5月まとめ！気候や服装、おすすめスポット5選も紹介

ソウルの5月の気候の特徴、おすすめの服装、グルメ情報、注意点、費用相場、おすすめスポット5選とイベント情報を紹介しています。混雑するゴールデンウィークを避けてソウルへ旅行したい方は、ぜひチェックしてください。

ソウルの5月の気候や気温を紹介！

5月は初夏の季節

5月のソウルは「初夏」の季節となり、日中は暖かく、歩いていると少し汗がにじんでくるようになります。最高気温は24℃前後なので東京とあまり変わりませんが、東京よりも朝晩の気温の落ち込みが大きいので、日中との寒暖差に注意が必要です。

月間の降水量は110mm前後なので、南部に位置する釜山より少なく東京と同程度。そのため、ソウルに旅行で訪れる際には東京と同じような気候だと考えて問題ないでしょう。

ただし、天気が良い日は日差しが強くなるので、帽子やサングラスといった紫外線対策を行うのがおすすめです。夏に向けて気温が上昇していきますが、過ごしやすく観光にも適した季節といえるでしょう。

ソウルへの航空券は時期や航空会社によって費用が異なるので、旅費は抑えつつ、その分グルメやショッピングを楽しむのがおすすめ。KKdayではソウル行きの航空券を格安で手に入れる方法や、仁川（インチョン）国際空港からソウル市内へのアクセス方法について以下の記事でまとめています。ぜひ参考にしてみてください。

ソウルの5月のグルメ情報

韓国流かき氷「パッピンス」が登場！

韓国では5月の初夏の時期を迎えると「パッピンス」と呼ばれるかき氷が販売され始めます。パッピンスは韓国流のかき氷のことで、韓国語の「パッ（あずき）」と「ピンス（かき氷）」が合わさり、パッピンスが生まれました。

本来はあずきのかき氷という意味ですが、韓国ではあずきのほかに様々なフルーツやスイーツをトッピングして食べるのが人気です。インスタ映えするなど、若者を中心に広まっていったといわれます。

人気のパッピンスを食べるなら「cafe coin 明洞2号店」がおすすめ。パッピンスをはじめ、ケーキ屋ワッフルなど様々なスイーツを堪能できます。KKdayをご利用いただくと、30年以上お客様から愛される人気カフェのご予約が可能です。落ち着いた雰囲気の店内で流行りのパッピンスを堪能できるので、ぜひチェックしてみてください。

ソウルで5月におすすめの服装

薄手の上着を忘れずに

5月のソウルでおすすめの服装は「半袖に薄い上着」です。日中は24℃前後と暖かく、日によっては30℃近くまで上昇することもあるため、半袖一枚でも十分過ごせるでしょう。

しかし、朝晩は20℃を下回るため、すぐに羽織れる薄手の上着があると便利です。また、晴れた日は強い日差しが照り付けるので、日焼け対策としてサングラスや日焼け止めを活用することをおすすめします。肌を焼きたくない方はしっかりと対策を行ってください。

ソウルへ5月に旅行するときの注意点

黄砂対策をする

ソウルでは、春になると中国大陸から吹く偏西風に乗って大量の「黄砂」が飛来します。空は黄色く視界が悪くなり、規模によっては学校が休みになることもある程です。そのため、5月にソウルを訪れる際にはマスクが欠かせません。

湿度が低く風が強い日は黄砂が発生しやすいので、マスクやメガネなど黄砂から身体を守る準備を行いましょう。黄砂のほかに「PM2.5」も危険視されているため、外出後は手洗いうがいをすることも重要な対策です。

ソウルの5月の費用相場

東京からソウルへの航空券は片道約1万3千円〜

ソウルに5月に旅行する場合、東京から仁川国際空港までの航空券の料金相場は片道で約13,000円～、大阪からは約10,000円〜です。航空券を安く手に入れたい場合、日～木曜日発の便に乗ること、もしくはレガシーキャリアではなくLCCを利用することで航空券を安く抑えられます。

レガシーキャリア（既存の大手航空会社）はサービス内容や信頼性が高いですが、その分料金が高くなります。一方、LCCは目的地によっては片道数千円～渡航可能であり、運賃が安いことが特徴です。

東京・大阪共にソウルへの直行便があり、フライト時間は2～3時間前後。時期や航空会社によって航空券の価格も大きく異なるので、事前にチェックしましょう。

ソウル旅行で「仁川国際空港」を利用する際には、リムジンバスでの移動が便利です。空港で荷物を持ったままタクシーを探すのは面倒であり、混雑した場合には移動手段の確保も一苦労。しかし、あらかじめリムジンバスを手配しておけばホテルやソウル市内への移動が快適になります。バス内でWi-Fiが使えるのも大きなポイントです。

ソウルの5月を満喫できるおすすめスポット5選

1. ギャラリーが並ぶアートストリート「仁寺洞」

最初に紹介する5月のソウルを満喫できるおすすめスポットは「仁寺洞」。伝統ギャラリーや食べ歩きができることで有名な散策スポットが仁寺洞（インサドン）です。全長約700mの通りには現代的な建物や韓国伝統の「韓屋（ハノク）」が共存していて、骨董品や伝統茶屋、現代アートの個展などが立ち並びます。

KKdayでは、何度でも乗り降り自由な観光バスで回る、ソウルシティツアーをお得な価格で提供中。仁寺洞を含む、韓国の伝統文化や重要な観光地を効率良く回りたい方におすすめのツアーです。

ローカルグルメの食べ歩きや伝統の品々をゆっくりと楽しみたいという方は、ぜひチェックしてみてください。

2. おしゃれな韓屋カフェ通り「益善洞」

続いて紹介する5月のソウルを満喫できるおすすめスポットは「益善洞」。人気観光地である「仁寺洞」の隣にあり、今韓国でも注目されている新たなスポットが「益善洞（イクソンドン）」です。レトロな空間と洗練されたデザインの建物が立ち並び、インスタ映えすると話題。

古い韓屋をリノベーションしたカフェやレストランは、常に多くの観光客で賑わいをみせます。明洞からは地下鉄で15分ほどとアクセスも良く、ふらっと立ち寄れるのも人気のポイントです。

KKdayのおすすめはレトロな衣装に身を包んで益善洞を散策すること。まるで当時の益善洞にタイムスリップしたかのような、特別な気分を味わえます。

3. 王族がまつられた世界遺産「宗廟」

続いて紹介する5月のソウルを満喫できるおすすめスポットは「宗廟」。朝鮮時代の歴代の王や王妃などをまつり、祭司（儀式）を行っていたソウルの世界遺産です。当時の木造建築物としては世界最大規模であり、東西に大きく伸びる独特の建築様式が特徴。

KKdayでは、宗廟（チョンミョ）をはじめとする韓国の歴史的文化物やパワースポットを1日かけて回るオプショナルツアーを提供中。韓国には数々のパワースポットが存在し、その中でも厳選した聖地を効率良く回れるツアーです。

プランには栄養満点な昼食も付いているので、体全体でパワーを感じることができます。日本語ガイド付きなので、韓国の歴史について理解を深めたい方にもおすすめです。

4. カラフルな提灯が映える寺院「曹渓寺」

続いて紹介する5月のソウルを満喫できるおすすめスポットは「曹渓寺」。ソウルの四大門内にある唯一の主要寺院で、1936年に韓国仏教「曹渓宗」総本山となりました。曹渓寺（チョゲサ）の中心部には大雄殿があり、仏陀の生涯と教えを描いた壁画で囲まれた外観や大きな木造の門が特徴的です。

曹渓寺は観光では珍しい仁寺洞の街中にある寺院であり、地元の人や観光客も足を運びやすいロケーション。お土産グッズも種類が豊富なので、観光の際にはぜひ立ち寄ってみてください。

5. こどもの日限定イベントも開催「国立中央博物館」

最後に紹介する5月のソウルを満喫できるおすすめスポットは「国立中央博物館」。龍山（ヨンサン）エリアに位置する韓国を代表する博物館であり、世界では6番目に大きい敷地面積を誇ります。約60点の国宝や約80点の宝物を所蔵しており、韓国が世界に誇る有名な博物館です。

旧石器時代から朝鮮王朝までに渡り、韓国だけでなくアジア全域の文化を網羅した全15,000点以上に及ぶ出土品は見ごたえも十分。館内には日本語解説員も常駐しており、常設展示館は無料で閲覧が可能です。

家族連れに人気の「子ども博物館」ではこどもの日にちなんだイベントが開催されます。記念品や工芸品の販売も行っているので、お土産にもぴったりです。

ソウルで5月に開催されるイベント

宗廟大祭：例年5月の第1日曜

韓国では、毎年5月の第1日曜日に「宗廟大祭（チョンミョデジェ）」が開催されます。この祭りは世界遺産「宗廟」で行われる国際祭祀で、無形・有形の世界遺産を一度に鑑賞可能な伝統儀礼です。韓国最大級の伝統行事であり、当日は誰でも無料で鑑賞可能。

歴史的・芸術的にも評価が高い伝統音楽「宗廟祭礼楽（チョンミョチェアレッ）」は王朝時代からそのまま引き継がれ、祭礼楽を演奏する楽工や伝統舞踊を踊る人々は数百人以上にのぼります。

4つの儀式が順番に執り行われ、祭礼のために宮殿から宗廟まで現れる行列は、韓国ドラマ好きには感慨深い光景でしょう。民族衣装を着た人たちによるパレードはソウルの車道を半分封鎖して行われるので、ぜひ足を止めてチェックしてみてください。

燃灯祝祭：2023年05月19日（金）～21日（日）

韓国仏教最大の祭典と呼ばれる「燃灯祝祭（ヨンドゥンチュッチェ）」。毎年お釈迦様の誕生日（陰暦4月8日）を迎える時期に祝われて、毎年日付が変わりますが多くの場合は5月に行われます。

仏教では提灯は世界を明るくする「知恵」に由来しており、お釈迦様を現世に呼ぶ重要な神具の一つとされています。祭典の期間中には至る所に色鮮やかな提灯が灯され、ソウルの街を彩るのが特徴。点灯式が行われる光化門（クァンファムン）広場では、毎年デザインが異なる壮大なモニュメントが設置されるのも見どころです。

燃灯行列の当日には、華麗な衣装をまとった演技団と会場の参加者が一丸となりパレードを盛り上げます。10万個以上の提灯の灯りが広がる光景は迫力満点です。

ソウルの5月の特徴をチェックして旅行プランを立てよう

ソウルの5月は「初夏」の暑さが始まる時期で、日中は半袖一枚でも十分過ごせます。しかし、朝晩は気温が下がるため、観光の際には薄手の上着を持っておくと良いでしょう。

世界遺産で行われる歴史的な祭典や話題のスイーツなど、ソウルでは時代様式に縛られない様々な体験ができます。日本からも近く気軽に訪れることができるので、KKdayの記事も参考に、充実した旅行プランを立ててみてください。