
ハノイのベストシーズンとおすすめスポット5選!目的地ごとのベストシーズン、おすすめの服装とイベントも紹介!

ハノイの目的地ごとのベストシーズン、おすすめの服装と開催されるイベント、ベストシーズンにおすすめのスポット5選をまとめました。ハノイのベストシーズンを確認したい方や、旅行を満喫できるスポットを知りたい方はチェックしてください。
ハノイのベストシーズンは目的地によって変わる
ハノイのベストシーズンは、旅行に訪れる目的地によって変わります。代表的な観光スポットであるハノイ市内とハロン湾を訪れるのか、それともハノイ北部にある山岳地帯の村サパに行くのかで時期が変わってくるため、自分の目的地に応じたベストシーズンを確認することが重要です。
熱帯モンスーン気候に属するハノイには緩やかな四季が存在します。どのようなアクティビティを体験したいのか、どのような自然風景を鑑賞したいのかに合わせて、それぞれの旅行にぴったりの季節を選びましょう。
ここからは、ハノイの目的地ごとのベストシーズンについて紹介します。
ハノイ市内とハロン湾のベストシーズンは乾季から雨季に変わる「10月下旬〜11月」
ハノイ市内とハロン湾の旅行のベストシーズンは「10月下旬〜11月」です。このシーズンは5月から続いていた夏が終わり秋への移行期にあたります。また、乾季から雨季に変わる時期でもあります。
ハノイの10月下旬〜11月の平均最高気温は約27℃、最低気温は20℃前後です。33℃を超える日もある夏が過ぎ、ほどよく過ごしやすい気温が続きます。また、降水量や降水確率も真夏に比べて落ち着くため、雨が降ってしまって観光ができないという心配も少なくなります。
ただし、10月初旬は台風のシーズンであるため注意が必要です。10月の前半はまだベストシーズンではないと考えて、下旬以降に訪れることをおすすめします。
おすすめの服装は「夏服+ジャケット」
ハノイ市内とハロン湾のベストシーズンでおすすめの服装は「夏服+ジャケット」。夏の暑さは和らいではきますが、それでも十分に暖かいので日本の夏服で問題ありません。
また夏服に加えて、ジャケットやカーディガンといった上着を1枚もっていくことをおすすめします。曇りや雨の日、また山岳地帯を訪れる際には冷え込むことが予想されるため、上着が1枚あると安心です。
この時期に開催されるイベントは「ハロウィン」
ハノイ市内のベストシーズンに開催されるイベントは「ハロウィン」。ベトナムでハロウィンというとイメージがつきづらいかもしれませんが、日本と同様に人々に親しまれているイベントの1つです。
ハロウィンの当日、ハノイ旧市街のターヒエン通りにはガイコツや魔女、アニメキャラクターといった姿に扮した人々が現れ、年に1度のお祭りを楽しみます。さらには、子どもたちが家々を巡る「トリック・オア・トリート」の風習も多く見られ、フランス様式の建物の間をぬって子どもたちが駆け回る様子は本場さながらです。
参加せずに見ているだけでも楽しめること間違いないので、ハロウィンの10月31日を狙ってハノイを訪れるのもおすすめです。
ハノイ北部・サパのベストシーズンは乾季の「9月下旬〜10月上旬」
ハノイ北部・サパのベストシーズンは「9月下旬〜10月上旬」です。ハノイ市から約250kmも離れた山岳地帯に位置するサパでは、9月〜11月にかけての乾季が過ごしやすい旅行シーズンにあたります。
サパの9月下旬〜10月上旬は雨季と冬のシーズンの狭間の時期で、日本の4月と5月のような涼しくて穏やかな気候が特徴です。9月前半は降水量も多いですが、下旬からは晴れ間が見られるようになります。
なんといってもこの時期がおすすめなのは、サパ必見の「黄金の棚田」を見られるためです。夏の間は青々としていた稲に穂がつき、山の一面を覆うような黄金色の稲穂の美しい景色を堪能できます。
おすすめの服装は「蚊よけの長袖の服」
ハノイ北部・サパのベストシーズンでおすすめの服装は「蚊よけの長袖の服」です。比較的涼しい季節ですので、体温調節をしやすいように長袖の服を着ていくことをおすすめします。
また、ハノイやサパには蚊が多く発生します。場合によっては蚊に刺されることによって感染症にかかってしまうことも。体温調節と蚊よけの2つの意味で、長袖の服装を着てサパ旅行を楽しみましょう。
この時期に開催されるイベントは「中秋節」
ハノイ北部・サパのベストシーズンに開催されるイベントは「中秋節」です。中国から伝わった伝統的なお月見の祭りで、日本の十五夜にあたるイベントです。
少数民族が住んでいて牧歌的な印象が強いサパですが、この日のサパは大盛りあがり。街の中心には沢山の子どもたちが集まり、ランタンで作られた山車が通りを練り歩きます。
月餅(バイン・チュン・トゥ)と呼ばれる、あんこ入りのお団子を食べるのも中秋節の特徴です。月餅にはゴマやナッツ、卵の黄身や豚肉が練り込まれていて、甘じょっぱい不思議な味わいを体験できます。
ハノイのベストシーズンを満喫できるおすすめスポット5選
1. 3,000以上もの島々がそびえ立つ自然遺産「ハロン湾」

Source:KKday
最初に紹介するハノイのベストシーズンにおすすめのスポットは「ハロン湾」。世界自然遺産にも登録されているハノイで必見のスポットです。
穏やかな水面から3,000以上もの岩が突き出した壮大な景色が特徴で、水墨画のような世界を目にすることができます。2つの岩がキスをしているように見える「キッシング・ロック」、水上で生活する人々と触れ合える「水上生活村」、巨岩の向こうに沈んでいく美しいサンセットなど見どころも満載です。
KKdayでは、ハロン湾でクルージングやカヤックを楽しめるデイツアーを販売中。日本語のガイドさんが現地の説明をしてくれたり、映え写真スポットを教えてくれたりと快適にツアーを楽しめると評判のツアーです。
2. 少数民族が暮らす黄金の棚田「サパ」

Source:KKday
続いて紹介するハノイのベストシーズンにおすすめのスポットは「サパ」。モン族やザオ族といった少数民族が暮らし、伝統を受け継いでいる山岳地帯の町です。
サパと言えば有名なのが「黄金の棚田」。サパの少数民族は主に稲作によって生活を営んでおり、山々に美しく連なる棚田の絶景を堪能することができます。おすすめのシーズンは青々とした景色が特徴の5月と6月、旅行のベストシーズンでもあり黄金に輝く棚田を見られる9月と10月です。
KKdayでは、サパ市内でアフタヌーンティーを楽しめる「BBテラスコーヒー」の利用チケットを販売中。黄金の棚田を見に行く前に、ここで一息いれていきましょう。
3. ベトナムの生活や伝説がテーマの人形劇「タンロン水上人形劇場」

Source:KKday
続いて紹介するハノイのベストシーズンにおすすめのスポットは「タンロン水上人形劇場」。1,000年以上の歴史を持つベトナムの伝統芸能を鑑賞できるスポットです。
水上で繰り広げられるコミカルな人形劇が特徴で、週末には劇場に多くの観光客が詰めかけます。ベトナムの王の伝説や農民の生活などがモチーフとされており、伝統楽器や民謡の歌声とともに様々なストーリーが上演されます。
KKdayでは、タンロン水上人形劇場のチケットを販売中。並ばずに入場できるエクスプレスパスなので、スムーズに入場したい方におすすめです。
4. 世界遺産にも登録されたベトナム最初の都「古都ホアルー」

Source:KKday
続いて紹介するハノイのベストシーズンにおすすめのスポットは「古都ホアルー」。ベトナムの最初の王朝としても知られ、世界遺産にも登録されている歴史的な遺跡です。
かつては王朝として栄えていたホアルーですが、現在は豊かな自然に包まれたこじんまりとした遺跡となっています。初代と2代目のベトナムの皇帝が祀られたほこらがあり、中国文化の影響を受けた建築物を鑑賞できます。
KKdayでは、「陸のハロン湾」とも称される「チャンアン」と古都ホアルーを巡るデイツアーを販売中。日本語ガイドからベトナムの歴史を聞いたり、サイクリングや川下りを楽しんだりと盛りだくさんの内容で人気のツアーです。
5. ノスタルジックな雰囲気とカフェを楽しめる「ハノイ旧市街」

Source:KKday
最後に紹介するハノイのベストシーズンにおすすめのスポットは「ハノイ旧市街」。「ハノイ36通り」とも呼ばれる、レトロな建物が立ち並ぶハノイの人気スポットです。
現地の人々が買い物をする露天や、食料品から雑貨まで手に入る「ドンスアン市場」、週末のみ営業のナイトマーケットなど、建物を見るだけでなくショッピングスポットとしても人気です。
KKdayでは、「シクロ」という人力タクシーに乗って旧市街を散策する市内観光ツアーを販売中。「ホーチミン廟」や「ハノイ大教会」といった主要観光スポットを巡った後は、旧市街でのショッピングを思う存分楽しみましょう。
ハノイのベストシーズンをチェックして目的に合った旅行を楽しもう
今回はハノイのベストシーズンについて目的別に紹介しました。人気のスポットであるハノイ市内とハロン湾、そして北部のサパはそれぞれベストシーズンが異なるので注意が必要です。
また、「ハロン湾」や「古都ホアルー」といった世界遺産に登録されているスポットが多いのもハノイの特徴。KKdayの記事でハノイのベストシーズンをチェックして、目的に合った旅を楽しんでください。
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