
タイ旅行におすすめの海外SIMカード3選!注意点や使い方を紹介

海外でスマホを使用する方法をはじめ、タイ旅行の際におすすめのSIMカード3選、利用する際の注意点、使い方やスマホの設定方法を紹介しています。これからタイ旅行に行く方や海外SIMの使い方を知りたい方はぜひ参考にしてください。
スマホを海外で使用するには?
スマホを海外で使用する方法は4種類
スマホを国外で利用する方法は、主に次の4種類です。
- 現地のSIMカード
- モバイル用のWi-Wiルーター
- 海外ローミング
- 現地のWi-Fi
それぞれの方法にメリットデメリットがあるので、詳しく解説していきます。
現地のSIMカード
SIMカードとは加入者を特定するための情報が書き込まれたカードで、通話やインターネット利用に欠かせません。
渡航先でSIMカードを使うメリットは、高額請求を避けやすいという点です。海外SIMの利用料金は現地の相場に合わせて設定されているため、物価が安い国であれば割安になります。加えて、プリペイド式のカードが多く、使いすぎを防げるのもポイントです。
デメリットは設定と準備に時間がかかるという点です。そもそも現地のSIMカードを使うためには、SIMフリーといわれるSIMカード差し替え対応の機種を使う必要があります。現地でSIMカードを購入する場合、マニュアルが現地語もしくは英語のため、語学に不慣れな人だと苦労するかもしれません。
現地対応のSIMカードを使う場合は、あらかじめSIMフリーの機種を購入し、国内の旅行会社で手配することをおすすめします。
モバイル用のWi-Fiルーター
モバイルルーターも、海外でスマホを利用するうえでオーソドックスな方法の1つ。メリットは次の2つです。
- 通信容量を気にしなくていい
- 設定が簡単
多くのルーターが定額制プランを採用しているため、現地でも通信容量を気にせずに利用できます。スマホのWi-Fi設定画面からパスワードを入力すれば、すぐにインターネットに接続が可能。
しかし、以下のようなデメリットもあります。
- 料金が割高
- バッテリーの消耗が激しい
業者にもよりますが、モバイルルーターのレンタル料金は1日当たり750円〜1,500円。1週間滞在すると1万円以上請求されることもあります。また、バッテリーの消耗が激しいルーターもあり、一度の充電で半日しか使えない機種もあるため注意が必要です。
海外ローミング
海外ローミングとは、現在使っている携帯電話会社のサービスをそのまま現地で利用できることです。海外利用プランに加入していれば、設定不要で利用できる点がメリットとしてあります。
デメリットは、通信料金が高額になる可能性があること。海外ローミングの場合、利用した通信料に応じて料金が決まる従量課金制を採用している携帯電話会社が多く、1週間使うだけで数万円以上かかるケースも珍しくありません。
しかし近年は、以下のような定額の海外ローミングサービスも増えています。
携帯電話会社 | プランの名称 | 料金(1日あたり) |
Docomo | 海外パケ・ホーダイ | 980円 |
au | 世界でーた定額 | 490円 |
Softbank | 海外パケットし放題 | 1,980円~2,980円 |
国や地域によって利用できるプランや料金が変わるので、気になる方は公式サイトでチェックしてみてください。
現地のWi-Fi
主要な観光地だと、Wi-Fiスポットが充実しています。無料で使えるWi-Fiも多く、スマホでIDとパスワードを入力すればスムーズに利用が可能。
デメリットは、セキュリティが脆弱なサービスが多いことです。特に飲食店や交通機関で使える公共Wi-Fiはセキュリティが弱く、クレジットカードや銀行口座などの個人情報が盗まれるといった被害も極稀に発生します。
現地の公共Wi-Fiのセキュリティが気になる方は、あらかじめネットの口コミなどで調べておきましょう。
タイ旅行の際におすすめのSIMカード(キャリア)3選
1. タイのコンビニで購入可能!旅行者用に様々なプランがある「DTAC」
最初に紹介するタイ旅行におすすめのSIMカードは「DTAC」。通信スピードがストレスなく使用できるタイ全域で使用可能な通信キャリアです。
ブランドカラーはライトブルーなので、空港到着時にお店を探す際の目安としましょう。旅行者用には主に有効期限5日、7日、8日のプランが用意されています。
有効期限8日、通信容量15GB、4G回線利用でも299バーツ(約1,000円)なので、利用しやすいのがポイントです。
100バーツ(約350円)分の電話・SMSもついています。LINEやメッセンジャーなどのアプリも無料で使用可能。主に空港での店頭販売や、現地のコンビニエンスストア(セブンイレブン・ファミリーマートなど)で購入できます。
対応国 | アジア・オセアニア・ヨーロッパ・アメリカを含む122ヵ国以上 |
通信速度 | 4G(※地域によっては3Gになります。) |
データ容量/期間/価格 | アジア・オーストラリア・アメリカ: 1GB/3日間/199バーツ・5GB/10日間/349バーツ・6GB/10日間/399バーツワールドワイド: 1GB/3日間/299バーツ・5GB/15日間/799バーツ・6GB/15日間/899バーツ・14GB/30日間/1,599バーツ(5G通信)国境国: 2GB/7日間/107バーツ (※価格はDTAC公式HPを参照) |
低速通信 | データ容量を超えた場合は128kbpsでの低速通信となります。 |
SIMカードのサイズ | mini・micro・nano |
テザリング機能 | 有 |
その他の特徴 | ・日本語マニュアル対応 ・格安で電話番号を維持できる |
DTACのSIMカードをスムーズに購入するならKKdayの事前予約がおすすめ!

Source:KKday
KKdayではDTACのSIMカード「DTACハッピーツーリストSIMカード」を販売中!タイ旅行では必須となるSIMカードを、事前に購入できますよ!
現地でSIMカードを購入しようと思っても、混んでいたり言葉が分からないといった問題が発生する可能性があります。KKdayを利用すれば、購入が難しい海外SIMカードを簡単に購入できますよ!
DTACハッピーツーリストSIMカードは、4Gデータ通信が8日間・15GBまで使用可能。LINEやメッセンジャーなどのアプリも無料で利用でき、通話も15分ついているため、非常にお得!
スワンナプーム空港で24時間いつでも受け取れるため、到着後すぐに使えます。スムーズに海外SIMカードを利用したい方は、ぜひKKdayを利用してみてくださいね!
2. 空港・自動販売機・コンビニ購入可能!タイ全域でストレスフリーで使える「True Move H」

Source:KKday
続いて紹介するタイ旅行におすすめのSIMカードは「True Move H」。AIS、DTACに次ぐタイで3番目に大きな通信キャリアです。ブランドカラーは赤で目立ちやすいため、空港到着時にお店を探す際の目安としましょう。
タイ全域の90%以上をカバーしているため、旅行者であれば特に不満なく使用できます。旅行者用には有効期限が8日、15日、30日のプランが用意されています。
8日プランで3G・4G回線利用時、299バーツ(約1,000円)さらに、100バーツ(約350円)分の電話とSMSがついています。
AIS、DTACと比較すると、ややコストが安いことが特徴です。空港での販売や自動販売機、現地のコンビニエンスストア(セブンイレブン・ファミリーマートなど)などで購入できます。
対応国 | アジア・オセアニア・アメリカ・ヨーロッパを含む122ヵ国以上 |
通信速度 | 4G(※地域によっては3Gになります。) |
データ容量/期間/価格 | アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリア: 6GB/15日間/899バーツアジア・中国: 6GB/10日間/399バーツ日本・韓国・シンガポール: 10GB/10日間/399バーツ (※価格はTrue Move H公式HPを参照) |
低速通信 | データ容量を超えた場合は128kbpsでの低速通信となります。 |
SIMカードのサイズ | mini・micro・nano |
テザリング機能 | 有 |
その他の特徴 | ・日本語マニュアル対応 ・格安で電話番号を維持できる ・追加料金なしで公衆Wi-Fiを無料使用できる ・3社の中では価格がもっとも安い |
True Move HのSIMカードをお得に購入するならKKdayの事前予約がおすすめ!

Source:KKday
KKdayではTrue Move Hの「True Move HのSIMカード」をお得な割引価格で販売しています。空港到着時に旅行客による混雑が予想されるため、事前にKKdayで購入しておくのがおすすめ!
KKdayが販売するTrue Move HのSIMカードは、バンコク・パタヤなどタイ各地で3G/4G回線を使用でき、無料通話100バーツ分がついています。 スワンナプーム空港到着時に受け取り可能なので、スムーズに旅行を楽しめますよ!
3. タイの最大手の通信キャリア!豊富な旅行プランと安心の実績「AIS」
最後に紹介するタイ旅行におすすめのSIMカードは「AIS」。タイで最も大きなシェアを誇る通信キャリアです。
通信スピード、カバーエリアも文句なしのため、タイ旅行時におすすめ。旅行者用には7日、8日、15日のプランがあり、データ通信料も2.5GB、7GB、15GBがあるので、用途に応じて、適したデータ通信料を選択しましょう。
7GBのプランであれば200バーツ(約700円前後)で購入でき、20バーツ(約70円)分の電話とSMSもついています。タイや周辺の東南アジア諸国も周りたいという方は、AISの「SIM2FLY」がおすすめです。主に空港ショップで購入できます。
対応国 | アジア・オセアニア・アメリカ・ヨーロッパを含む122ヵ国以上 |
通信速度 | 4G(※地域によっては3Gになります。) |
データ容量/期間/価格 | アジアとオーストラリア: ・1GB/2日間/119バーツ・4GB/8日間/299バーツ ・6GB/10日間/349バーツ・6GB+タイ国内500MB/10日間/399バーツ(初回のみ)グローバル: ・1GB/3日間/299バーツ ・4GB/15日間/799バーツ ・6GB/15日間/849バーツ ・15GB/1年間/2,699バーツ ・6GB+タイ国内500MB/15日間/899バーツ(初回のみ)国境国: 2GB/7日間/99バーツ (※価格はSIM2Fly公式HPを参照) |
低速通信 | データ容量を超えた場合は128kbpsでの低速通信となります。 |
SIMカードのサイズ | mini・micro・nano |
テザリング機能 | 有 |
その他の特徴 | ・日本語マニュアル対応 ・日本から利用できる ・対応国を跨いで利用可能 ・広いエリアで繋がりやすい ・大容量パッケージがある |
タイでSIMカードを利用する際の注意点
海外SIMカードの種類を確認する
今は多様な種類の海外SIMカードが販売されているので、自分に合ったカードを使いましょう。見るべきポイントは次の2つ。
- カードのサイズ
- 通信タイプ
SIMカードは「標準」「micro」「nano」の3種類のサイズがあり、スマホによって挿入されているカードの種類は異なります。 利用できるサービスも「音声通話+データ通信」「国際電話利用不可」など様々です。
海外のSIMカードは国内のSIMカードよりバラエティに富んでいるので、あらかじめチェックしておきましょう。
SIMフリースマホか確認する
SIMフリースマホとは、どの通信会社のSIMカードを挿しても利用できるスマホのこと。
近年では格安スマホを中心にSIMフリーのスマホが普及していますが、一部の大手キャリアでは「SIMロックスマホ」といわれる、他社のSIMカードが使えないスマホが販売されています。
特に2015年5月以前に販売された大手キャリアのスマホは、SIMロックがかかっているケースが多いです。
もしSIMロックスマホを利用されている場合は、お使いのキャリアに問い合わせて解除手続きをするか、新たにSIMフリースマホを購入しましょう。
プランと支払い方法を確認する
同じSIMカードでも、プランと支払方法が異なるケースは珍しくありません。例えばプランによってグローバル通話が使えないこともあれば、データローミングの容量が変わることもあります。
そして、データ容量が上限に達した際に、自動でデータが追加されるのか、新たに支払い手続きをしないと利用できないのかも確認すべきポイント。
また、支払い方法に関しても、クレジット決済しか受け付けていない会社もあれば、現地で現金払いしないと購入できないカードも珍しくありません。
プランと決済方法によって現地でスマホの利便性は大きく変わるので、ご注意ください。
海外SIMカードの購入先を確認する
海外SIMカードの購入先は、日本国内と現地の2パターンです。
国内で購入するメリットは、日本語のサポートが受けられること。カード選びに迷ったときにスタッフに質問できたり、困ったときに日本語で対応してもらったりできます。
現地で購入するより料金が割高になるというデメリットがありますが、海外渡航に不慣れな方は国内で購入する方が無難かもしれません。
現地でSIMカードを購入するメリットは、料金を安く抑えられること。ただし、マニュアルや対応言語は現地語か英語なので、語学に自信のある方は現地で入手してみましょう。
SIMカードの対象国を確認する
海外SIMカードは、海外であればどこでも使えるというわけではありません。通信事業者やプランによって、対象国が異なります。例えばアメリカのSIMカードであっても、ハワイやアラスカのような本土から離れた地域だと対象外のサービスがあります。
一方、タイのSIMカードであっても近郊の国々であれば自由に使えるケースは少なくありません。また同じSIMカードでも、対象国間で使えるデータローミングの容量が変わることもあります。
複数の国を周遊する予定の方は、使いたいSIMカードの対象国と利用できるサービスをチェックしておきましょう。
各キャリアのサポートやサービスを確認する
キャリアのサポートやサービスの充実度も、確かめてほしいポイント。例えばSIMカードで不具合が発生したときに、無料でサポートしてくれるのか、日本語の対応は可能なのか確認する必要があります。
サービス面でも、キャリア指定のSNSなら通信制限の対象外になることも少なくありません。またテザリング機能がある場合、グループ行動の際はテザリングでデータの共用が可能です。その結果、複数のSIMカードを購入するより安くなるかもしれません。
キャリアのサービスやサポートは多種多様なので、公式サイトで最新情報をチェックすることをおすすめします。
海外SIMの使い方や設定方法
手順1. APN設定を行う
APNとは、アクセスポイント名のことです。スマホを使うためには、このアクセスポイントを中継してネット回線を認識させなければいけません。
一般的な大手キャリアであれば、すでにAPNがキャリアのサーバーと一致しているため設定は必要ありませんが、海外SIMの場合は一から設定し直す必要があります。
APNを設定する手順は以下の通り。
- SIMカードを挿入
- 設定画面からモバイルネットワークを選択
- APN構成プロファイルをダウンロード(Androidのみ)
- アクセスポイント名を選択
なお、細かい手順はキャリアによって違うため、SIMカードに付いているマニュアルを参考に設定しましょう。
手順2. アクティベートを行う
アクティベートとは、挿入したSIMカードで回線を利用する許可を得る手続きのこと。iPhoneの場合、APN設定とは別にアクティベートが必要になるケースが多いです。
アクティベートの手順は以下の通りです。
- SIMカードを挿入
- スマホを再起動
- Apple IDとパスワードを入力
アクティベートを行うためには、Wi-Fiが必要です。現地でも手続きできますが、国内で購入される方はスムーズにスマホを使えるよう、渡航前に設定しておくことをおすすめします。
タイ旅行を楽しむなら海外SIMカードを準備するのがおすすめ
海外でスマホを快適に使う方法とSIMカードの魅力、タイ国旅行の際におすすめのSIMカード、SIMカードを利用する際の注意点について紹介しました。
SIMカードは、公共Wi-Fiやモバイルルーターと比べると少し使い方が難しいと感じるかもしれません。しかし、セキュリティがしっかりしており料金もリーズナブルといったメリットがあります。この記事を参考にして、自分に合ったSIMカードを購入しましょう。
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