
【2023年6月最新】韓国旅行はいつから行ける?入国情報やビザ取得方法を紹介

2023年6月現在、日本から韓国へのノービザでの入国が可能となっています。この記事では韓国への入国情報に関する最新情報を紹介しています。韓国に行く予定のある方や、旅行を考えている方は必見です。日本からの海外旅行先として人気の高い韓国の最新情報をチェックしてください。
【2023年6月更新】最新の韓国入国情報まとめ
新型コロナウイルスに関する措置がおおかた解除される

5月11日(木)、韓国の中央災難対策本部は、新型コロナウイルスの警戒水準を「深刻」から「警戒」に引き下げることを発表しました。これにより、ほとんどすべての防疫措置が解除されます。変更された措置の内容は下記の通りです。
警報水準 | 「深刻」から「警戒」に引き下げ |
隔離義務 | 7日間の隔離義務から、5日間の隔離勧告に変更 |
マスクの着用 | 医療機関・薬局での着用義務から、一部の医療機関・薬局での着用勧告に変更 |
変更後は、おおよそコロナ以前と同様の入国が可能になります。PCR検査・陰性証明・隔離措置は必要ありません。
ただし、検疫手続きをスムーズにするための「Q-CODE」の記入は引き続き実施されます。以下の記事を参考にして、出国前に用意しておくとよいでしょう。

4月1日(土)から「K-ETA」の申請が免除される
韓国政府は、2023年4月1日(土)から電子渡航認証システム「K-ETA」の申請を免除することを発表しました。
これまで、ノービザでの韓国入国時には電子旅行許可証の提出が求められていましたが、今後はその必要がなくなります。免除の対象となる国は、日本や台湾、アメリカなどの合計22ヶ国。
ただし、「入国申告書の作成を省略できる」といった「K-ETA」の特典を受けたい場合には、申請をすることも可能です。
※参照:TRACY 公式HP
1月30日(月)から屋内でのマスクの着用義務が「勧告」に緩和
2023年1月20日、韓国の疫病管理庁は屋内でのマスクの着用義務を1月30日(月)から「勧告」に緩和することを発表しました。患者発生の安定化や免疫の獲得といった緩和の基準に達したことや、第7波の流行ピークが過ぎたことなどを踏まえ、今回の決定に至ったとしています。
室内でのマスクの着用義務は解除され、自発的に着用するようにとの勧告が出されましたが、感染に脆弱な施設や医療機関、公共交通機関での着用義務は継続するとのことです。
韓国国内の報道では、周りの目を気にして外しにくいといった現状が伝えられましたが、義務が撤廃されたことにより以前よりも快適な韓国旅行を満喫できそうです。
日本人観光客を対象としたノービザ入国が無期限で可能に
2022年8月1日から期限付きで実施していたノービザでの入国が、2022年11月以降も無期限で実施されることになりました。今回の措置に伴って、コロナ禍により日本人観光客に設けられていた制限は全て撤廃され、コロナ禍以前と同じように旅行をできるようになります。
ビザ発給の手続きのみが省略されており、ビザ発給以外の入国手続きは以前と同様であるため注意してください。
※K-ETA公式ホームページ:https://www.k-eta.go.kr/portal/apply/index.do
※申請方法の動画:https://www.youtube.com/watch?v=uniP4VL3m6w
10月28日から日韓間の旅客船の運航が再開
10月26日、韓国海洋水産部は日本ー韓国間の旅客船の運航を10月28日(金)から再開すると発表しました。 新型コロナウイルスの感染拡大により2020年3月から旅客船の運航は行われていませんでしたが、約2年半ぶりに再開されることになります。
日本の日本の福岡、大阪、下関、対馬、舞鶴と、韓国の釜山港、東海港を結ぶ国際旅客船が運航される予定。現在は入国手続きの調整中で、本格的な運航再開にはまだ時間がかかる見込みです。
入国後のPCR検査義務が10月1日から廃止に

9月30日に韓国政府は、これまで義務付けていた韓国への入国後1日以内のPCR検査を、10月1日(土)づけで廃止することを発表しました。
廃止の理由としては、新型コロナウイルスの輸入感染者の減少と、オミクロン株の新派生型の死亡率が低いことが挙げられています。ただし、死亡率の高い変異株の発生した場合には、入国管理を再強化する方針です。
入国前の陰性証明の提示は既に廃止されているため、これによって入国前後のPCR検査を受けずに観光を楽しむことができるようになります。
参照 : JETRO(日本貿易振興機構)公式HP
日本へ帰国する前のPCR検査が条件付きで免除に
2022年8月24日の首相会見で、「9月7日(水)より入国前72時間以内の陰性検査に代えて、ワクチン接種証明の利用を可能とする」という方針が発表されました。3回のワクチン接種が完了していることを条件に、陰性証明の提示が不要となります。
これにより、韓国旅行を楽しんだ後にPCR検査を行うことなく、ワクチンパスポートを提示するだけで日本に帰国することが可能です。
参照:首相官邸公式HP
観光目的での韓国入国は6月から解禁
2022年6月から観光ビザの発給が再開されています。これまでは、観光や会議出席などを目的としたビザは発給がされておらず、投資や貿易などの人道目的での訪問客に限ってビザを発給していました。
観光目的での入国が可能なので、人気の観光スポットをチェックして思う存分韓国旅行を楽しみましょう!
※予告無しに入国制限が実施・変更される場合があるため、大使館や外務省等で最新情報を必ずご確認ください。
参照:NHK
マルチビザ(1年の期間内であれば何度でも入国できるビザ)の取得が可能に

韓国政府は2022年6月29日に、1年以内なら何度でも入国できるようになる「マルチビザ」を発給することを発表しました。日本・台湾・マカオの3つの対象国にマルチビザを発給しています。
マルチビザの基本情報
適用種類 | 訪問・商用・韓国 |
料金 | 日本・台湾(無料)/マカオ(9,900円) |
滞在期間 | 90日間 |
有効期間 | 1年間 |
マルチビザの申請に必要な持ち物
- 6ヶ月以上有効なパスポート(原本)とコピー1枚
- 査証発給申込書(添付)
- カラー証明写真1枚(4.5cm×3.5cm)
- 往復航空券予約確認書(e-ticketなど)※名前日付、便名などの情報が必要
- ホテルまたは在留予定場所の予約確認書※名前、期間、住所、電話番号などの情報が必要(知人や親戚宅に滞在する場合、その方の住民登録証を両面コピーして、滞在期間と住所・連絡先の記入が必要です。)
- 住民票(原本、1ヶ月以内に発行されたもの)
- 【外国人の場合】在留カードのコピー※6ヶ月以上有効な在留期間が必要(日本国籍の方は不要)
- 【学生の場合】 学生証または在学証明書のコピー
- 【整形手術などの医療観光ビザ】病院の招待状または診療確認書、外国人誘致機関登録書
マルチビザの注意事項
- マルチビザは申請から発給まで2~3週間(審査期間)かかります。審査中にはパスポートを預ける必要があります。
- 九州、沖縄在住の方は申請可能(住民票が基準)。
(本人による来館申請のみ可能(9:00〜11:00)、家族が申請する場合は戸籍謄本が必要です。) - 駐福岡大韓民国総領事館(当館)は予約制ではありません。
- 受け取りの時間は13:30〜15:30までです。必ず領事館発行の領収書を持参してください。
(保管場所が不足しているため、必ず領収書に記載されている指定日に受け取り行ってください。) - 郵送での対応は不可能です。
韓国の観光ビザの取得方法!

ビザとは入国許可証の役割を果たす書類のことです。国家が国民以外に対し、パスポートが有効で入国しても差し支えがないということを証明するために使用されます。
ビザの申請は一般的に、渡航先の大使館や領事館で行います。国によってはオンライン申請でも可能です。また、アライバルビザを導入している国に渡航する際は、現地の空港内でビザが発行されます。
ビザの申請に必要なもの
大使館や領事館で申請する場合
- 申請書
- パスポート(※コピーではなく原本)
- 証明写真(※国によってサイズや規定が異なります。)
- 査証料金
オンラインで申請する場合
- パスポートのコピー
- 写真データ
- クレジットカード
韓国の入国前後の検査方法とポイント
韓国へ入国する前には以下の検査証明書が必要です。
- 韓国入国前48時間以内に行ったPCR検査の陰性証明書
- 韓国入国前24時間以内に行ったRAT検査の陰性証明書
- 検疫事前情報入力システムにワクチン接種履歴を登録
韓国へ入国した後のポイントは以下の通りです。
- 入国後3日以内にPCR検査の受験義務がある
- 入国後6〜7日目にRAT検査の受験を勧告している
韓国入国時に必要なもの
韓国へ入国する際は以下が必要です。
- 韓国ビザ(※8月以降はノービザでの入国が可能)
- 韓国行きの航空券の手配
- QRコードの登録
K-ETAの登録(※2023年4月1日(土)から免除)
韓国入国後の隔離措置について
6月8日以降は隔離義務が解除
これまで、韓国に入国する際にワクチン未だ接種の旅行者は7日間の隔離義務が課せられていましたが、2023年3月現在、ワクチン接種の有無や韓国人か外国人かを問わず隔離義務は解除されています。
6月8日以前の入国者にもさかのぼって適用されますが、陽性が確認された場合には、隔離措置がとられます。規制のあった時期よりも手続きが少なくなったおかげで、比較的スムーズに韓国旅行に訪れることが可能になっています。
韓国での乗り継ぎは可能?

日本出国や韓国を乗り継いで第三国へ入国する場合、目的地の国が入国可能であれば乗り継ぎ可能です。
目的地までの航空券を所持しており、入国審査を通過しない24時間以内の単純乗り継ぎの場合、韓国での隔離措置の対象ではありません。韓国でのPCR陰性証明書の提出も不要です。
渡航制限解除後の韓国旅行はK-ETAの取得が必要になる?
2021年9月から、韓国では電子旅行許可制(K-ETA)の運用が開始されました。これは、短期間の旅行などの場合、ビザを申請しなくても入国ができる国籍の人が、韓国渡航前に訪問国のWEBシステムから個人情報や旅行の情報を入力して予め許可を取るシステムです。
既にアメリカのESTA、オーストラリアのETAなどで知られているシステムです。これまで、日本からノービザで韓国に入国する際にはK-ETAの取得が必要でしたが、2023年4月1日(土)より、申請が免除されることになりました。
ノービザで韓国旅行を楽しもう
2023年6月現在は、ノービザでの韓国への入国が可能です。また、観光ビザの再開や隔離義務の廃止などにより、韓国は感染拡大前のような人気観光地へと戻りつつあります。KKdayの記事を参考にして韓国旅行の計画を立て、思う存分韓国観光を楽しんでください!