【香港】香港島の歴史建築探訪!絶対見るべき5つの古跡
香港旅行の目的はグルメとショッピング!という方は多いと思いますが、イギリス統治時代などの古跡を巡る、香港歴史探訪の旅も一味違った香港旅行におすすめです。今回は香港の五大歴史建築の背景から行き方をご紹介します!
1. PMQ 元創方
1951年に建てられたPMQ元創方は、元々既婚警察官の宿舎として使われていました。2010年に三級歴史建築に認定され、中西区のクリエイターたちの集まる複合施設になりました。
ここでは近代的な実用性を重視した建築様式と、最新のアートとカルチャーを感じることができます。
A棟とB棟からなる建物内では数十ものデザイナーたちのワークショップや店舗が入居しており、様々なクリエイターズ雑貨が手に入ります。生活雑貨から洋服、アクセサリーなど、様々なテイストのものが見つかりますよ!
建物の中にはたくさんのカフェも入っているので、ぜひお好みのお店で休憩してみてください。4階の休憩スペースにコーヒーを持ち込んで、香港中西区を見下ろしながら過ごすのもおすすめです。
付近には上環文武廟、キャットストリート(嚤囉街)、ポッティンガーストリート(石板街)、蘭桂坊などのスポットもあります。
PMQ 元創方 ▶︎営業時間:店鋪 11:00~20:00 / レストラン 11:00-22:00 (店舗によって異なります) ▶︎住所:香港中環鴨巴甸街 35 號 (map) ▶︎アクセス:港鐵中環駅 D2 出口からヒルサイドエスカレーターで擺花街へ行き、荷里活道に沿って直進 ▶︎ウェブサイト |
2. 藍屋建築群
アバディーン(灣仔)にある藍屋建築群。青い建築だけでなく、黄色やオレンジなど、中国南部・嶺南の特色を思わせる建築群が目を引きます。テラスを持つ「唐樓」(香港の伝統的な建築)が、カラフルにペイントされとってもフォトジェニックです。
1920年に建てられた青と黄色の建築は、それぞれ一級と三級歴史建築に認定されています。2017年にユネスコのAsia-Pacific Heritage Awards for Culture Heritage Conservationを受賞した、ぜひその目で見る価値のある歴史建築です!
藍屋は元々は子供のための学校のような施設であったり、黃飛鴻の徒弟や親戚が創設した武館として使われていました。現在では香港故事館として、香港の歴史的な文物や資料が展示されています。
建物の外観も色鮮やかで美しく、オールド香港を思わせる昔ながらの商店も多いので、香港らしい風景を撮影するのにもぴったりのスポットです。
藍屋建築群 Blue House ▶︎営業時間:香港故事館 10:00~18:00(水曜定休・年末年始・旧暦新年・クリスマス公休) ▶︎住所:香港灣仔石水渠街 72A (map) ▶︎アクセス:港鐵灣仔駅 A3 出口から徒歩6分 ▶︎ウェブサイト |
3. 香港大学
香港大学の歴史は古く、キャンパス各地に植民地時代の名残を感じることができます。中でも本部大樓は1912年落成と最も古く、100年以上の歴史があります。1984年に法定古跡に認定されています。
本部大樓を見学する際には鐘樓や庭院、課室に廊下など、あらゆる場所から歴史を感じられるはず。もちろんどこを見ても絵になる美しさです。
本部大樓の向かいにある孔慶熒樓も法定古跡で、中央のドームや門、れんが造りの外壁など、ネオクラシカル様式の美しさを見学できますよ。本部大樓のエドワード的バロック様式との対比も楽しんでみてください。
キャンパスの敷地は広大で、歴史建築鑑賞だけでなく、図書館や蓮池、学食などをのんびり散歩をしながら学生気分を味わうのもおすすめ。
香港大学 University of Hong Kong ▶︎住所:香港薄扶林道香港大學 (map) ▶︎アクセス:港鐵香港大學駅 A2 出口からすぐ ▶︎ウェブサイト |
4. 伯大尼修院
1875年に創建された伯大尼修院(The Béthanie)は香港島西区の閑静な薄扶林道にあります。2013年に法定古跡に認定されたこの修道院は、当時はパリ外国宣教会の療養所として使われていました。
のちに政府に接収され、1978年から1997年までは香港大学の一部となります。その後2002年からは香港演芸学院の新校舎として使われています。
伯大尼修院はゴシック・リヴァイヴァル様式の建築で、小教会堂、療養所、工員たちの居住エリアから成ります。特に小教会堂はフランス製の手書きのタイルが使われているほか、当時の祭壇やステンドグラスも見応えがあります。
入場にはチケット購入と、ガイドツアーへの参加が必須ですが、外観のみの見学は無料です。まるでヨーロッパのような建築を、香港で楽しむことができますよ。
伯大尼修院 The Béthanie ▶︎入場料: 25香港ドル(約350円) ▶︎購入方法:HK Ticketingのサイトで見学日を選択し、通利琴行の各支店でチケットを受け取れます。 ▶︎住所:香港薄扶林道 139 號 (map) ▶︎アクセス:港鐵中環駅 C 出口からバス30Xに乗車し、薄扶林水塘道で下車 ▶︎ウェブサイト |
5. アジア協会香港センター
金鐘(アドミラルティ)の正義道にあるアジア協会香港センターは、植民地時代の域多利軍(ヴィクトリア・バラックス)の武器庫でした。
武器庫は1863年から68年に建てられ、イギリスの軍が武器の製造を行ないました。この英軍基地はアジアで現存する唯一の植民地時代の武器庫遺跡です。
現在では建築は劇場と博物館になっていますが、武器の輸送用線路など当時の構造や特徴が残っています。
武器庫の上層は爆弾の保管庫で、一級歴史建築、下層のGG楼は二級歴史建築に認定されています。
ここでは武器庫の見学のほかにも有名アーティストの作品を鑑賞したり、ここならではのお土産を入手することもできますよ。
アジア協会香港センター Asia Society Hong Kong Center ▶︎営業時間:火曜〜日曜 11:00~18:00 / 每月最終木曜は 11:00~20:00 / 月曜定休 ▶︎住所:香港金鐘正義道 9 號 (map) ▶︎アクセス:港鐵金鐘駅 C1 出口から徒歩10分 ▶︎ウェブサイト |
香港島で見るべき歴史建築マップ
香港の新しい魅力を発見できる歴史建築探訪の旅。歴史的背景を知れば、旅行がもっと楽しくなりますよ!
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