【2024】九份への行き方まとめ!バスや電車・おすすめツアーも紹介
九份への行き方はバスや電車、ツアーで行くのがおすすめ。他にも観光スポット、お土産も紹介します。九份は映画「千と千尋の神隠し」の世界観を楽しめて食べ歩きを堪能できることで有名。台北からの行き方や定番の写真映えスポット、ローカルグルメまで紹介します。
九份は台湾を代表する定番のおすすめ観光スポット
海外でも知名度の高い台湾の観光地・九份(きゅうふん/ジョーフェン)。ノスタルジックな街並みが人気映画「千と千尋の神隠し」の世界観に似ていることや、台湾映画「悲情城市」の舞台となったことで、近年は多くの観光客が殺到する台湾屈指の名所となりました。
台湾北部の山間部に位置する九份までは、台北からはバスで約1時間半でアクセスできます。山と海を一望できる九份には、歴史を感じる古い家屋がずらりと立ち並んでおり、まるでタイムスリップしたような気分を味わえるでしょう。
九份への行き方は主に4つ
1. タクシー/チャーター車
九份への行き方1つ目は「タクシー/チャーター車」です。「グループで移動するため、乗り換えが不便」という方にはタクシーを利用するという手もあります。値段は他の公共交通機関より高めなので、現金は十分に用意しておきましょう。
運賃 | 台北市内〜九份の往復乗車料金は約$2,300〜$3,000元(約10,500円〜13,700円)。 |
「現地で切符などの購入に不安がある」という方には、日本で事前予約・支払いを済ませておくことができるKKdayのシャトルバスがおすすめ。 乗車の際にスマホでバウチャーを提示するだけなので、楽々簡単に利用することができますよ。電車やバスの待ち時間も節約できるので、効率的に移動できるのも魅力です。
2. オプショナルツアーへの参加
九份への行き方2つ目は「オプショナルツアーへの参加」です。言語に不安を感じる方や台湾初心者の方は、ツアーに参加するのがおすすめ。
KKdayでは、九份や十分を満喫できる台北発の半日ツアーを販売しています! 日本語を話せるガイドが案内するので、安心して楽しめるのが魅力です。ぜひチェックしてみてください。
3. 直行バス
九份への行き方3つ目は「直行バス」です。直行バスには、台北客運・965番と基隆客運・1062番の2種類があります。
直行バスは乗り換えなしで行けるので、道に迷わずアクセスできるのがメリットです。 下記に2つのバスの特徴をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
965番(台北客運)
2018年に運行を開始した台北客運の965番。他の交通機関に乗り換えることなく九份へ直行できます。MRT「西門駅」のすぐそばにバス停があるので、西門エリアや台北駅周辺に宿泊する方はこのバスが便利!
965番のバスは、府中駅発・九份経由・黄金博物館行きです。 詳しい路線図は、台北客運の公式HPを確認してみてください。
乗車場所 | MRT「西門駅」2番出口から徒歩約2分のバス停。 |
運賃 | 台北市内〜九份:片道$90元、往復$180元。市内のセブンイレブンに設置されている電子端末 ibonから1日乗車券(180元)を購入することも可能。 |
乗車時間 | 約1時間〜1時間半 |
1062番(基隆客運)
台北の中心部・東区から出発するなら、基隆客運の1062番が一番便利。こちらも台北から乗り換えなしで九份にアクセスできます。MRT「忠孝復興駅」のすぐ近くにバス停があるので、東区に宿泊する方はこちらのバスがおすすめです。
乗車場所 | 台北メトロ・板南線「忠孝復興駅」2番出口(台北市復興南路一段180号) |
運賃 | MRT「忠孝復興駅」〜九份老街:大人$101元 / 小人$50元 |
乗車時間 | 約1時間半〜2時間 |
4. 電車+バス or タクシー
九份への行き方4つ目は「電車+バス or タクシー」です。鉄道が好きな方や、ゆったりと旅を楽しみたいという方には電車での移動をおすすめします。 レトロな列車に乗って、外の風景を眺めながらのんびりと九份へ向かいましょう。
電車を利用する場合は「台北駅」から「瑞芳駅」で下車して、バスかタクシーを使ってアクセスします。直行バスと比較して料金と所要時間に大きな変動はありませんが、タクシーを使用すると少し割高になるのが特徴です。
アクセス | 「台北駅」から北方面の平渓・深澳線に乗り、「瑞芳駅」で下車。 駅前にあるバス停で825・1062・965番または台湾好行「黃金福隆線」バスに乗り換え、 「九份老街」で下車。もしくは「瑞芳駅」よりタクシーを利用。 |
運賃 | 区間(各駅停車)$49元、莒光(急行)$59元、自強(快速)$76元。 瑞芳駅から九份老街までのバス運賃$15元。瑞芳駅から九份老街のタクシー乗車料金は$205元。 (※料金が変動している可能性もあります) |
所要時間 | 電車で瑞芳駅まで約30分〜1時間、乗り換え・バス乗車時間を含めると約1時間半〜2時間 |
九份観光のおすすめの楽しみ方を紹介!現地でしか体験を満喫しよう
茶芸館で本格的な台湾茶を味わう
茶藝館九份を訪れたら一度は体験しておきたいのが、本格的な台湾茶体験!スタッフがお茶の淹れ方を丁寧に説明してくれるので、リラックスしながら台湾産のお茶を楽しめるのが魅力です。美味しいお茶菓子が付いてくるセットもあります。
茶芸館がいくつも存在する九份ですが、絶景を楽しめる「九份シービュー」がおすすめ。KKdayではオンライン上で台湾茶体験の事前予約ができ、当日スムーズに体験することができます。 時間を無駄にすることなく楽しみたい方は、事前予約で席を確保しておきましょう!
写真映えも抜群チャイナドレスで九份の街を散策
特別な思い出を作りたいという方にぴったりなのが、チャイナドレスのレンタル!九份では伝統的な衣装に身を包んで街の散策ができます。
KKdayでは、チャイナドレスのレンタルの事前予約が可能です。赤提灯や茶芸館を背景に、素敵な写真をたくさん残しましょう!
九份の歩き方!おすすめの観光ルートを紹介
九份老街の入り口は「基山街(九份老街バス停)」と「豎崎路(九份派出所バス停)」の2つがあります。
豎崎路(九份派出所バス停)から出発すると、有名なお茶屋さんや写真スポットに比較的すぐに到着できます。ただし、いきなり上り階段が続くので注意が必要!
基山街(九份老街バス停)から出発すると、お土産ショップや屋台が立ち並ぶ通りがしばらく続きます。お茶屋さんや写真スポットのある豎崎路に突き当たるまでは少し歩く必要がありますが、上り階段はほとんどありません。
今回筆者は比較的歩きやすい基山街(九份老街バス停)からスタートすることにしました!
九份老街バス停から徒歩1分ほどで基山街の入り口が見えてきます。午前中は観光客も少なく、落ち着いた雰囲気の九份を散策できました。
雑貨屋や屋台が所狭しと並ぶ通りでは、客寄せの声や食べ物の匂い、真っ赤な提灯など、台湾風情をたっぷりと感じることができます。
賑やかな商店街から離れ、裏路地の階段を登って少し冒険。おしゃれな民宿やゴロンと寝転ぶ猫、見たことのない蝶など、面白い出会いや発見がたくさんありました。
※一般の民家もあるので、私有地に入らないよう注意しましょう。
基山街を進んでいくと、赤提灯が吊るされた階段の路地・豎崎路に到着。左手の階段を少し登ったところには九份の名店「阿柑姨芋圓」が、右手の階段を降りて行くと茶芸館が立ち並ぶ有名な写真スポットがあります。
レトロな建築物が並ぶ豎崎路では、歩いているだけでノスタルジックな気分になれるでしょう。豎崎路は九份の人気写真スポットとして知られているので、ぜひ記念に写真を撮ってみてください!
ここでのおすすめ写真スポットは、茶芸館「海悦楼茶坊」から撮る「阿妹茶酒館坊」。九份は映画「千と千尋の神隠し」のモデルではないとのことですが、映画の世界観が好きな方なら九份の雰囲気も楽しめるはずです!
大ヒット台湾映画「悲情城市」の舞台となった九份。 あちこちで映画名が書かれた看板を見かけます。夜景が有名な九份ですが、昼の街並みもまた風情があって映画のワンシーンにいるような気分に浸れるでしょう。
日本統治時代に建てられたものの中では最も規模が大きいとされる映画館・昇平戲院。功業衰退の波を受け一度は閉鎖した昇平戲院ですが、近年の観光客増加に伴い再び営業を開始しました。
現在は台湾の文化を世界に届けることを目的に、日々無料で映画を上映しています (映画は定刻に上映されますが、途中入場・退場が可能です)。時代の面影を感じる内装も必見です!
九份観光で絶品ローカルフードを食べられる人気店3選
1. 地元で評判の人気スイーツ店「阿柑姨芋圓(アーガンュイーユェン)」
最初に紹介する九份でおすすめのお店は「阿柑姨芋圓(アーガンュイーユェン)」です。数々の旅行関連雑誌に掲載された経験を持つ名店「阿柑姨芋圓」は、九份でも特に人気のあるスイーツ店。 豎崎路の階段の最上部にあります。
店名にもある「芋圓(ユーユェン)」は、台湾のタロイモから作られたモチモチのお団子。トッピングには、あずき(紅豆)・大豆(金時豆)・緑豆の3種類がありますが、おすすめは全種類の具材が入った「綜合(ゾンハー)」です。ベースは温かいシロップか、かき氷かを選ぶことができます。
絶品の台湾スイーツが目玉ですが、お店からの景色も圧巻です!店内の大きな窓からは、海と山の絶景が見渡せます。開放感あふれる景色も合わせて楽しんでみてください。
▼スポット詳細
住所:No. 5, Shuqi Road, Ruifang District, New Taipei City, 台湾 224(MAP)
アクセス:九份「豎崎路」の階段の最上部
営業時間:9:00〜20:00(土曜は23:00まで)※営業時間・定休日は変更となる場合があります。
入場料金:-
詳細(公式HP):-
2. 台湾絶品グルメの肉圓が食べられる「金枝紅糟肉圓(ジンジーホンヅァオロウュエン)」
続いて紹介する九份でおすすめのお店は「金枝紅糟肉圓(ジンジーホンヅァオロウュエン)」です。半透明の不思議な見た目が特徴の肉圓(バーワン)。基山街の「金枝紅糟肉圓」で食べられる肉圓は、地元の人々が太鼓判を押す九份絶品グルメの1つです。
餡が真っ赤な色をしているのは、材料の豚肉を紅麹で煮込んだため。甘じょっぱいタレを絡めたら、プニプニの皮ごとかぶりついてみましょう。
※パクチーが不要な方は注文時に店員さんに伝えましょう。頼み方はコチラ→注文時に使える中国語
▼スポット詳細
住所:No. 28之2號, Jishan Street, Ruifang District, New Taipei City, 台湾 224(MAP)
アクセス:「九份老街」の基山街中ほど
営業時間:月〜金曜 10:00~19:00 土日 10:00~21:00
入場料金:-
詳細(公式HP):-
3. 草餅がおすすめな老舗のお店「阿蘭草仔粿(ア-ランツァオザイグォ)」
最後に紹介する九份でおすすめのお店は「阿蘭草仔粿(ア-ランツァオザイグォ)」です。台湾のおやつ・草仔粿(ツァオアグェ)も絶対に食べておきたいグルメの1つ!
基山街の「阿蘭草仔粿」では、風味豊かな草餅に甘いあんこや台湾の漬物・菜餔(ツァイボー)を包んだ草仔粿が売られています。1つ15元とお財布に優しい値段設定なのも嬉しいポイントです。
▼スポット詳細
住所:No. 90, Jishan St, Ruifang District, New Taipei City, 台湾 224(MAP)
アクセス:九份老街から徒歩約8分
営業時間:9:00〜20:00(土・日曜は20:30まで)
入場料金:-
詳細(公式HP):-
注文時に使える中国語
我要外帶。(ウォーヤォワイダイ / お持ち帰りでお願いします。)
我要內用。(ウォーヤォネイヨン / 店内で食べます。)
我不要香菜(ウォーブーヤオシャンツァイ / パクチー抜きでお願いします。)
我要結帳。(ウォーヤォジェザン / お会計お願いします。)
多少錢?(ドーサォチェン / いくらですか?)
謝謝。(シェシェ / ありがとうございます。)
不好意思。(ブーハォイース/ すみません。)
對不起。(ドゥィブーチー / ごめんなさい。)
九份の定番お土産!レトロな雑貨は女子ウケも抜群
基山街の道沿いには、多くの雑貨屋が様々な台湾グッズを販売しています。昔ながらの生活道具や人形、台湾ビールのマグネットなど、バラエティー豊かなアイテムが揃っているので、ぜひ立ち寄ってみてください!
カラフルなボーダー柄が可愛いナイロン製トートバッグ。市場での買い物バッグとして昔から使われているアイテムですが、最近は「レトロなデザインがおしゃれ」と日常使いする人も増えています! 強度・通気性も抜群なので、汚れたら洗って繰り返し使えるのも特徴です。
お弁当入れ、ボトルケース、小銭入れなど様々なアイテムがあるので、ぜひお気に入りを探してみてください!
昔ながらの駄菓子
レトロな雰囲気漂う駄菓子屋さんには、昔ながらのスナックやポップなキャンディーなどたくさんのお菓子が並んでいます。回転ダイヤル式の黒電話や手動式洗濯機なども展示されており、まるでここだけ時の流れが止まっているかのよう!
入り口付近に置いてある竹ざるに好きなものを乗せたらレジに持っていきましょう。旅の思い出に、ぜひ台湾ならではのお土産や駄菓子を購入してみてください!
九份への行き方は自分にあった方法を選んで観光を満喫しよう
台湾・九份への行き方から人気の観光スポット、グルメやお土産まで紹介しました。九份への行き方は、バスかタクシー、電車などの方法があります。
初めて台湾に行く方や、効率的に観光をしたい方は、ツアーに参加するのがおすすめ。九份には美味しいグルメや写真スポット、おしゃれな雑貨など見どころが満載なので、ぜひ訪れてみてください!
アイキャッチ画像(Sauce:PIXTA)