【アメリカ】ロサンゼルスの交通はこれでOK!空港からLA市内までの移動手段完全ガイド
広大な国土を有するアメリカ。車がないと移動に不便なイメージがあると思いますが、ロサンゼルスは世界でも有数の渋滞が発生しやすい街。市内の観光は公共交通機関にお任せしちゃいましょう!今回は空港から市内までの移動方法や、市内各エリアを結ぶ各交通機関の利用方法をご紹介。うまく活用して、ロサンゼルスの旅を満喫ましょう!
ロサンゼルス国際空港(LAX)から市内への移動
1. LAXシャトルバスを利用して、メトロレール / 市バスに乗り換え
ロサンゼルス国際空港(LAX)には地下鉄が走っていません。無料シャトルバスでメトロレールや市バスに乗り換え、ロサンゼルスの市内に移動するのが普通です。バックパッカーや荷物が少ない方、お金を節約したい方はこの方法が一番お手軽です!
LAXシャトルバスは3つのルートに分かれています:
・Shuttle A:空港各ターミナル間の移動。(24時間運行。10分ごとに発車) |
メトロレールに乗り換えるならShuttle G、バスに乗り換えるならShuttle Cに乗車しましょう(LAXシャトルバスの詳細は公式HPをご確認ください)。
2. 送迎シャトルサービス
深夜にLAXに着く方、大きな荷物をお持ちの方は、市内まで直通の送迎シャトルサービスがおすすめ。LAXでは、SuperShuttleとPrime Timeの2つの送迎会社が送迎シャトルサービスを提供しています。
空港のカウンターで直接申し込むこともできますが、事前予約をすれば乗車・下車地点を自由に決められるほか、混乗か貸切かも選ぶことができます。混乗サービスを利用する場合はタクシーよりも運賃が安くなり、2人以上の予約には割引もあるので、ぜひチェックしてみてください。
▶︎Prime Time公式HP、SuperShuttle公式HP
3. LAX FlyAway(フライアウェイバス)
ハリウッドやウェストウッドなどの観光エリアが目的地なら、LAXからノンストップで各スポットへ行くことができるLAX FlyAway(フライアウェイバス)がとても便利!
LAX FlyAway(フライアウェイバス)には全部で5つのルートがあります。
運行路線 | 乗車時間 | 運賃 | 下車場所 |
Hollywood | 60〜90分(1時間ごとに発車) | 片道USD$8 | Hollywood Bus Stop |
Long Beach | 約50分(1時間ごとに発車) | 片道USD$9 | Long Beach Blvd.とthe Long Beach Transit Galleryの交差点 |
Union Station | 約35分(30分ごとに発車) | 片道USD$9.75 | Union Station – Patsaouras Transit Plaza |
Van Nuys | 約35分(30分ごとに発車。深夜は1時間ごとに発車) | 片道USD$9.75 | Van Nuys FlyAway Bus Terminal |
Westwood | 約40分(1時間ごとに発車) | 片道USD$10 | Gayley Ave. and Strathmore Pl. |
LAX FlyAway
▶︎乗車場所:各ターミナルのバス乗り場にある緑の看板「FlyAway, Buses Long Distance Vans」が目印です。
▶︎乗車日の30日前からオンラインで事前予約ができます。支払い方法はTAP、クレジットカードもしくはEZ transit pass。現金は利用できません。
アメリカではチップを渡すことがマナー。降りる際は運転手さんにチップを渡しましょう。(荷物の大きさによって渡すチップの金額は異なりますが、だいたい1個あたり1ドルほどです。) |
4. レンタカー
家族や友達と自由自在にロサンゼルス市内や郊外を巡りたいなら、レンタカーを借りることも1つの手段です。
各レンタカー会社のカウンターは空港内に設置されていないため、ネットで事前予約しておくと安心です。空港に到着したら、ターミナルにある「Rental Car Shuttles」と書かれた紫色の看板の近くで、レンタカー会社までの送迎シャトルを待ちましょう。
注意すべきこと ・空港で車をレンタルする時に、レンタカーの料金以外また空港利用料が追加料金となります。空港利用料をかかられないように市内のレンタカー会社で借りる方が安いですよ! ・市内では渋滞が発生しやすいので、郊外での利用をおすすめします。 |
▶︎LAXにあるレンタカー会社の詳細はこちら
アメリカでレンタカー | |
利用条件 | 20歳以上の方(各州の規定により異なります)。契約者が25歳未満の場合、追加料金が発生する場合があります。 |
必要書類 | 日本の運転免許証、国際運転免許証、パスポート。 |
注意事項 | ①クレジットカードで支払いする場合、契約者とカードの持ち主が同一人物である必要があります。 ②契約者以外の方が運転するのも可能ですが、追加運転者の申請・登録が必要です(州により追加料金が発生する場合があります)。 |
5. Lyft/Uber
運行ダイヤに縛られることなく利用できるのが、UberやLyftなどの配車サービスがもう1つの選択。携帯アプリで乗降場所を入力すればすぐ使えるのが嬉しいポイント。空港からの乗車だと、割引や乗り合いのプランも利用可能な場合があるので、グループ旅行や荷物が多い方はぜひ利用してみてください。
市内の移動は公共交通機関におまかせ!
1. MTAの交通システム
ロサンゼルスの主な公共交通機関といえば、MTA(Metropolitan Transportation Authority)が運営するメトロレール(電車・地下鉄)とメトロバス(バス)。レンタカーがなくでも、市内観光を満喫できます。ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド(USH)や、アナハイムにあるディズニーランド・リゾート(DLR)などの人気スポットにも楽々移動できちゃいますよ!
・メトロレール(Metro Rail)
メトロレール(Metro Rail)は電車と地下鉄を含めて全部6のルートがあり、各地区を繋ぐ重要な交通手段となっています。
列車 | 経由するスポット | 始発駅&終着駅 | ||
ブルーライン | ライトレール | Staples Center | 7th St. Metro Center | Long Beach |
レッドライン | 地下鉄 | Beverly Hills Korea Town Hollywood Universal Studio |
Union Station | North Hollywood |
グリーンライン | ライトレール | Aviation/LAX駅でLAXへのシャトルバスに乗り換える | Norvalk | Redondo Beach |
ゴールドライン | ライトレール | Union Station China Town Little Tokyo Calteck |
Pasadena | East LA |
パープルライン | 地下鉄 | Korea Town | Union Station | Wilshire Western |
エクスポライン | ライトレール | USC | 7th St. Metro Center | Culver City |
ニューヨーク地下鉄の複雑な路線と比べたら、ロサンゼルスのメトロレールはとても分かりやすい!ダウンタウンは車が渋滞しやすいため、メトロレールを利用して市内をゆっくり回りましょう。
・メトロバス(Metro Bus)
ロサンゼルス市内の主要道路を走るメトロバス。運行路線が豊富で運行範囲も広いメトロバスは地元民にとっても重要な公共交通機関の1つ。ベニスビーチ、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)、ザ・ゲッティセンター(Getty Center)などの観光スポットに行くことができます。
メトロバスは全部で3種類に分かれています:
1.メトロローカル(Metro Local):通勤や市内観光によく使われる、ダウンタウンを走るバス。オレンジ色の車体が目印。 |
注意するべきポイント メトロバスの支払いは現金またはTAPカードです。ただし、日本と違ってメトロバスはお釣りが返ってこないので、事前に小銭を準備しておきましょう。 |
・観光にもよく使われるメトロラピッド(Metro Rapid)バス
ウェストウッド(Westwood)へ行くなら720番と734番
①ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)
メトロレール・パープルラインの終着駅Wilshire/Westernで720番に乗り換え、ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)で下車。
②ザ・ゲッティセンター(Getty Center)またはカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)
720番Westwood Blvd./Wilshire Blvd.バス停で下車。734番に乗り換え、Getty CenterまたはUCLAで下車。
ハリウッドまたはサンタモニカへ行くなら704番
①Highland Ave.で下車。徒歩約10〜15分ほどでハリウッド(Hollywood)に到着。
②ビバリーヒルズ(Beverly Hills)内にあるバス停・Canon Dr.で下車。
③メトロレール・レッドラインが走るVermont/Santa Monica駅を経由し、サンタモニカ・ピア付近のOcean/Arizonaで下車。
切符種類 | 運賃 |
片道(1-way trip) | USD$1.75 |
1日間乗り放題パス(1-Day Pass) | 一般:USD$7 シニア:USD$2.50 |
7日間乗り放題パス(7-Day Pass) | USD$25 |
30日間乗り放題パス(30-Day Pass) | USD$100 |
・TAPカード(タップカード)とは?
MTA交通機関を利用する時に使う交通系電子マネー:TAPカード(タップカード/ Transit Access Pass)。メトロレールとメトロバスを利用する場合は、TAPカード1枚で快適な旅が楽しめます。
TAPカードについて
①TAPカード本体はUSD$2。メトロレールおよびOrange Lineの自動券売機(TAP vending machines)、もしくはメトロバスで購入することができます。TAPカード料金の詳細はこちら
②TAPカードは、チャージできるStored Valueと乗り放題のpassesに分かれています。メトロバスでTAPカード1日間乗り放題パスと運賃を一緒に払う場合、料金はUSD$8となります。(1ドルおトク)
*TAPカードの乗り放題パスは、BigBlueBusとDASHバスでは利用できません。
2. LADOT:DASHバス
市内観光の際は、メトロの他にLADOT会社が運営するDASHバスも便利な移動手段。
DASHバスはダウンタウンを巡回するDowntownルートと、ミドタウンやハリウッドなどロサンゼルスの各行政区を走るCommunityルートが運行しています。エリア内をゆっくりと回りたいという方は、ぜひDASHバスを使ってみてくださいね!
DASHバス | |
運行時間 | 05:50~19:00。各路線により異なります。運行路線と時刻表はこちら |
運賃 | ①片道USD$0.5 / TAPカードで USD$0.35 / 7日間乗り放題パスUSD$5 / 31日間乗り放題パスUSD$18。 ②4歳以下の子供は無料(大人1人に子供2人まで) |
公式HP | Dash Bus |
3.BigBlueBus(ビッグブルーバス / BBB)
サンタモニカを中心に運行しているBig Blue Busには、ウェストウッドのカリフォルニア大学(UCLA)やダウンタウンを結ぶラピッドルートがあります。留学中の方はさらにお得な値段で利用できる割引制度もありますよ!観光で利用される方も、ぜひBig Blue Busでサンタモニカとウェストロサンゼルス観光を満喫しましょう。
切符種類 | 運賃 |
片道(1-way trip) | USD$1.25 およびトークン(Token)1枚 / TAPカードUSD$1.10 / シニアUSD$0.5 |
1日間乗り放題パス(1-Day Pass) | USD$4 / USD$1.5 |
7日間乗り放題パス(7-Day Pass) | USD$14 |
30日間乗り放題パス(30-Day Pass) | USD$50 / USD$24 |
年間乗り放題パス(Annual Pass) | USD$500 |
▶︎公式HP:BigBlueBus
▶︎Big Blue Bus路線
ロサンゼルス関連商品
▶︎【毎日運行】ロサンゼルス発-ラスベガス行き:シャトルバス乗車チケット
▶︎ゴー・ロサンゼルス・カード(Go Los Angeles Card):1 / 2 / 3日間カード
▶︎【割引価格】マダム・タッソー蝋人形館(ハリウッド)入場チケット
▶︎ユニバーサル ‧ スタジオ ‧ ハリウッド1 / 2日入場チケット / ユニバーサル・エクスプレス
▶︎【ロサンゼルス】OUEスカイスペース展望台入場チケット(+スカイスライド)
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