イギリスの風情溢れるシンガポール・シティエリア完全攻略
シンガポール・シティエリアはシンガポールのおへそに位置し、クラーク・キー、リトル・インディアとリバーサイドに囲まれる地域です。シティエリアは街全体にコロニアル建築が建てられ、イギリス統治時代の雰囲気が醸し出します。セント・アンドリュー大聖堂、シンガポール国立博物館、アートハウス(旧国会議事堂)などは必ず行くべき観光スポットです。これらのスポットを巡ったり、チャイムスでレストランやバーを満喫したり、サンテック・シティモールでショッピングはシンガポールでぜひ楽しみたいプランです。
今回はシティエリアおすすめの観光スポットとショッピングセンターをご紹介!KKdayと一緒にシンガポールを遊び尽くしましょう!
1. シティエリアについて
シンガポール・シティエリアで風情のあるコロニアル建築を楽しめるここは、シンガポールで最も賑やかな地域です。街をのんびり散策すれば、シティエリアの主要観光スポットを全て回る事ができます。博物館・美術館・教会がこの地区一押しの見所!また、シンガポールの博物館など見るべき建物がとっても多いので、しっかり回ると一週間以上かかってしまうかも…!なので行きたい場所を厳選して、スケジュールに合わせて見学しましょう。
大通りスタンフォード・ロード(Stamford Rd.)に沿って、南へ進むとセント・アンドリュー大聖堂、シティホール、アジア文明博物館(Asian Civilizations Museum)、キャピトル・シアター(Capital Theatre)があります。スタンフォード・ロードの北に位置するラッフルズ地区とサンテック・シティモールは主なショッピング街です。
・シティエリア各人気スポットのアクセス
①セント・アンドリュー大聖堂:
SMRT(シンガポールMRT)東西線・北西線でシティホール駅(City Hall EW13/ NS25)出口Bからすぐ。
②ナショナル・ギャラリー・シンガポール:
SMRT・サークルラインでブラス・バサー駅(Bras Basah CC22)出口Aからすぐ。
③戦争記念公園(War Memorial Park):
SMRT・サークルラインでエスプラネード駅(Esplanade CC3)出口からすぐ。
3. おすすめ観光スポット
(1)セント・アンドリュー大聖堂(St. Andrew’s Cathedral)
民族や宗教のメルティング・ポットのシンガポールでは多様な文化と触れ合うことができます。街にそびえる人々の心の寄り場所となった寺院・モスク・教会などが見所です。セント・アンドリュー大聖堂はシンガポールで最も立派な礼拝堂。空に聳える真っ白なゴシック建築と、内部の美しいステンドグラスが、神聖で清らかな印象を与えます。
約100年前、罪を犯したインド人たちがセント・アンドリュー大聖堂の建設工事に参加したことがありました。罪人の一人が古代インド建築工法の知識を持っていたため、石灰石や貝殻を焼いた石灰とタンパク・砂糖・水・ココナッツの殻を混ぜ合わせて石膏のようなコンクリートを作り、セント・アンドリュー大聖堂の建設に応用しました。その建築法により、たとえ100年に経っても、セント・アンドリュー大聖堂は昔と変わらない綺麗な外観を保っていると言われています。
セント・アンドリュー大聖堂 ▶︎開放時間:07:30〜18:00 ▶︎住所:11 St Andrew’s Rd, シンガポール 178959(map) ▶︎アクセス:SMRT南北線・東西線シティホール駅(CityHall NS25/EW13)出口Bからすぐ。 ▶︎電話番号:+65 6337-6104 ▶︎ウェブサイト:セント・アンドリュー大聖堂公式ホームページ(英語) |
(2)旧国会議事堂・アートハウス(The Art House)
シンガポール最古の建物の一つ、アートハウス(The Art House)。アートハウスは元々イギリス植民時代の議会・裁判所・郵便局などの機関となった政府組織であり、1965年シンガポールが独立してからは当時の国会議事堂となりました。その後国会議事堂が隣の新築建物に移転し、2004年旧国会議事堂がリニューアルされてからは美術館として新たな顔で観光客の前に立っています。
風韻を漂わせるヴィクトリア建築の入り口では、可愛らしいブロンズ製の象と出会えます。この像は1871年に、現在のタイの王朝であるチャクリー王朝のシャム国王・ラーマ5世がシンガポールに訪問したときに送った友好の象徴であり、いまではアートハウスのシンボルのような存在です。アートハウスには旧国会議事堂となった歴史を常設展示しているdほか、芸術・ダンス・演劇・コンサートなどのイベントもよく開催されます。
アートハウス(旧国会議事堂) ▶︎開放時間:10:00〜22:00 ▶︎住所:1 Old Parliament Ln, Singapore 179429(map) ▶︎アクセス:SMRT南北線・東西線シティホール駅(CityHall NS25/EW13)出口Bから徒歩約10分。 ▶︎料金:常設展示は無料となります。他のイベントは公式ホームページまで。 ▶︎電話番号:+65 6332-6900 ▶︎ウェブサイト:アートハウス公式ホームページ(英語) |
(3)シンガポール国立博物館(The National Museum of Singapore)
シンガポール多くの博物館の中でも、シンガポール国立博物館(The National Museum of Singapore)は最も古い博物館です。イギリス植民地時代から第二次世界大戦、マレーシア王国との深い淵源など、シンガポールの複雑な歴史や多様な文化景観を、シンガポール国立博物館で学ぶことができます。各時代の品物や映像などを使用しているほか、各言語のガイドによる解説もあります。シンガポールの歴史を学びたい方はぜひ見逃さないでください!
シンガポール国立博物館(The National Museum of Singapore) ▶︎開放時間:10:00〜19:00 ▶︎住所:93 Stamford Rd, シンガポール 178897(map) ▶︎アクセス:①SMRTダウンタウン線・ベンクーレン駅(Bencoolen DT21)から徒歩約5分 ②SMRTサークル線のブラス・バサー駅(Bras Basah CC2)から徒歩約4分 ▶︎料金:大人$15 SGD / 学生・シニア・障害者$10 SGD / 子供(6歳未満)と地元民は無料で入場できます。 ▶︎電話番号:+65 6332-3659 ▶︎ウェブサイト:シンガポール国立博物館公式ホームページ(英語) |
(4)アルメニアン教会(Armenian Church)
シンガポールで最も古いキリスト教聖堂であるアルメニアン教会(Armenian Church)は、1835年にアルメニア人が初めて創立した礼拝堂です。高く空に聳える壮大なセント・アンドリュー大聖堂と比べたら、アルメニアン教会は小さくデリケートなヴィクトリア建築であり、世間の喧騒と離れた落ち着いた場所です。教会外のメモリアルガーデンには多くの天使の像が並び、教会の後ろにある緑の庭園と神聖な墓石が旧時代の佇まいを残しています。
アルメニアン教会(Armenian Church) ▶︎開放時間:平日09:00~17:00。土曜日09:00~1200(日曜日は定休日です) ▶︎住所:60 Hill St, シンガポール 179366(map) ▶︎アクセス:SMRT南北線・東西線シティホール駅(CityHall NS25/EW13)出口から徒歩約10分 ▶︎電話番号:+65 6334-0141 ▶︎ウェブサイト:アルメニアン教会公式ホームページ(英語) |
(5)ナショナル・ギャラリー・シンガポール(National Gallery Singapore)
アートハウスのすぐ隣にある、2015年にオープンしたナショナル・ギャラリー・シンガポール(National Gallery Singapore)は東南アジア最大級のアートミュージアムです。イギリス植民地時代の最高裁判所と市庁舎から改装されたナショナル・ギャラリー・シンガポールの雄大な外観からは、当時の繁栄を感じられます。スカイブリッジで2つのビルが結ばれ、内部のレイアウトはシンメトリーで、大きなドームを持つ圧倒的な美しさが見所。ナショナル・ギャラリー・シンガポールでは様々な芸術品が展示されるギャラリーのほか、イギリス時代の監獄と裁判所などの歴史施設も参観できます。
ナショナル・ギャラリー・シンガポール(National Gallery Singapore) ▶︎開放時間:土曜〜木曜日10:00~19:00。金曜日10:00~21:00 ▶︎住所:1 St Andrew’s Rd, シンガポール 178957(map) ▶︎アクセス:SMRT南北線・東西線シティホール駅(CityHall NS25/EW13)出口Bから徒歩約8分。 ▶︎電話番号:+65 6271-7000 ▶︎ウェブサイト:ナショナル・ギャラリー・シンガポール公式ホームページ(英語) |
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4. おすすめグルメスポット
(1)ラッフルズシティ(Raffles City)
シンガポールダウンタウンにあるラッフルズ・シティ(Raffles City)。フードコートやショッピングモール、高級ホテル・にオフィスなど多機能な複合施設です。国際会議も行われたことがあるラッフルズ・シティは「 都市の中に現れた都市空間」をテーマとし、ファッションやライフスタイルを体現する市民の憧れのオアシスです。
ラッフルズ・シティのショッピングモールには高級ブランドが軒を連ねているほか、フードコートにも有名なレストランが入っており、洋風から東南アジア風、軽い食事までたくさんの料理が揃っています。ラッフルズ・シティはシティホール駅に直結し、少し足を伸ばせばエスプラネードとマーライオン公園まで徒歩でいけるので、観光スポットの起点や終点としておすすめです!
ラッフルズ・シティ(Raffles City) ▶︎開放時間:10:00~22:00 ▶︎住所:252 North Bridge Rd, シンガポール 179103(map) ▶︎アクセス:SMRT南北線・東西線シティホール駅(CityHall NS25/EW13)と直結します ▶︎電話番号:+65 6338-7766 ▶︎ウェブサイト:ラッフルズ・シティ公式ホームページ(英語) |
(2)チャイムス(Chijmes)
チャイムス(Chijmes)は歴史ある建造物で、かつては女子修道院だった建物から改築されました。白いゴシック様式の建物は神々しい落ち着いた雰囲気で溢れます。チャイムス(Chijmes)にはおしゃれなカフェやバー・レストランなどの飲食店が集まり、アジア風の雑貨やスパなどのお店もあります。チャイムスの飲食店の値段はラッフルズ・シティより安めなので、気軽に楽しみたい方におすすめです。
チャイムスと中央噴水は夜にはライトアップされ、開放的な中庭のテラスで景色を眺めながらロマンティックに食事を楽しむことができます!
チャイムス(Chijmes) ▶︎開放時間:平日08:00〜03:00。土日曜日08:00〜04:00 ▶︎住所:30 Victoria St, シンガポール 187996(map) ▶︎アクセス:SMRT南北線・東西線シティホール駅(CityHall NS25/EW13)から徒歩約3分 ▶︎電話番号:+65 6337-7810 ▶︎ウェブサイト:チャイムス公式ホームページ(英語) |
5. ショッピングスポット
(1)シティリンク・モール(City Link Mall)
SMRTシティホール駅と直結するシティリンク・モール(City Link Mall)は生活雑貨から洋服・グルメ・異国料理まで勢揃い。品質も良く値段もお得なので、女子旅にぴったりのショッピング街です!地下にあって、内装は明るく、エアコンもある、という3つの好条件が揃ったシティリンク・モールは、暑い日も雨の日も気軽にお買い物を楽しめます!
→シティリンク・モールからサンテック・シティモールとマリーナエリアは近くにあるので一度で満喫できますよ〜。
シティリンク・モール(City Link Mall) ▶︎開放時間:06:00~00:00 ▶︎住所:1 Raffles Link, シンガポール 039393(map) ▶︎アクセス:SMRTサークル線のエスプラネード駅(Esplanade CC3)から徒歩約2分 ▶︎電話番号:+65 6339-9913 ▶︎ウェブサイト:シティリンク・モール公式ホームページ(英語) |
(2)サンテック・シティモール(Suntec City)
サンテック・シティモール(Suntec City)は国際会議場や展示場、ショッピングセンターが揃う複合施設です。欧米のカジュアルブランドからローカルブランド・生活雑貨など、様々なショップが集まり種類も豊富なので、お土産探している方はサンテック・シティモールへ来ればプレゼントを一気に購入することができます。
サンテック・シティモールに来たら、広場にある世界最大級の噴水と、金運に効果があるシンガポールのパワースポットは必見!中国語で「財富之泉」と呼ばれる富の噴水と周囲の建物は風水に基づいて建てられ、強力なパワースポットとしてすごく有名な観光地です。夜のレーザーショーも見逃せません!
?金運アップのお願いのしかた?
①開放時間中に右手で泉を触りながら心の中でお願いをしましょう(時間帯は公式ホームページで確認してください)
②富の噴水に沿って3周します。
→ピークの時間帯には1時間あたり15人までの入場制限があるので注意!
サンテック・シティモール(Suntec City) ▶︎開放時間:10:00〜22:00 ▶︎住所:3 Temasek Blvd, シンガポール 038983(map) ▶︎アクセス:SMRTサークル線・プロムナード駅(Promenade CC4)から徒歩約1分 ▶︎電話番号:+65 6266-1502 ▶︎ウェブサイト:サンテック・シティモール公式ホームページ(英語) |
6. シティエリアから足を伸ばして他のエリアへ
シティエリアはシンガポールの中心に位置しているので、他のエリアへ行くのもとても便利です。多民族国家・シンガポールは土地は広くないものの、それぞれ違う文化と触れ合うことができます。少し足を伸ばして他のエリアを散策すれば、シティエリアと異なるシンガポールの表情が見られます。シティエリアは博物館以外なら3時間〜半日でも回れます。日帰り旅行で他の地域と一緒に巡るのもおすすめですし、時間に余裕があるならゆっくり観光スポットを回るのもおすすめです。
(1)シティ地区から北へ:リトル・インディア、アラブ・ストリート(カンポングラム地区)
異国風情が溢れるインド人の街「リトル・インディア」とアラブ・ストリート「カンポングラム」。ここでは東南アジアのローカルフードや独特な商品などを楽しむことができます。カラフルな建物、独特なデザインの寺院とモスクは、シティエリアとまた違う文化風情が漂います。
1日の前半でシティエリアの博物館や美術館で文芸的な雰囲気を味わい、後半はリトル・インディアとカンポングラムで異国料理を満喫してみてはいかがでしょうか?
(2)シティ地区から西へ:オーチャード・ロード(Orchard Road)
お買い物が目当ての方は注目!シンガポールの買い物の天国といえばオーチャード・ロード(Orchard Road)。シティエリアから西へ向かい、スコッツロードからタングリンロードの周辺はオーチャード・ロードエリアと呼ばれています。ショッピングセンターが多く立ち並ぶこのエリアは観光客の欲しいものが揃っています!
(3)シティ地区から南へ:リバーサイドとマリーナベイ地区
朝はシティエリアで歴史と触れ合い、夜は賑やかなリバーサイドとマリーナベイ地区でシンガポールの夜遊びを楽しむのがシンガポール旅行の定番。マリーナベイエリアの植物園を散策したり、リバーサイドのクラーク・キー、ボート・キーでショッピングしたり、バーやナイトクラブでお酒を楽しんだり、遊船に乗って夜景を堪能するのがシンガポール川沿いの楽しみです。
昼間はシティエリアとマリーナベイで歴史文化を楽しみ、夕方か夜からはリバーサイドエリアでナイトライフを遊び尽くしましょう!
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