
北欧不思議な氷と炎の国・アイスランドでオーロラを追いかけましょう

天の恵みにより火山と氷河の特殊な地形を持つ、不思議な氷と炎の国アイスランド。アイスランド全域はオーロラベルトに入っており、世界でも理想的なオーロラ鑑賞スポットです。今回のKKdayはアイスランドおすすめのオーロラ鑑賞スポットをまとめて紹介します。不思議な自然現象・オーロラを一生に一度は見に行きませんか?いざ、幻想的な旅へ出発しましょう!
「オーロラを見たら幸せになれる。」

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アイスランドは世界ベストオーロラ鑑賞スポットの一つであると、アメリカのニュースチャンネル・CNNが評価しています。光害が少なく近郊の人口密度も低い、さらに全島がオーロラベルトの下にあるので、どこでもオーロラを鑑賞できるのがポイントです。そのためアイスランドでオーロラを観る人もどんどん増えています。
❄オーロラ鑑賞情報

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毎年の9月から翌年4月まではアイスランドの日照時間が一番短かく、夜が長い時期です。オーロラは一年間どの時期でも鑑賞できますが、地上からのオーロラは夜しか見えません。アイスランドの冬、特に12月と1月にはほぼ20時間ずっと真っ暗になるので、オーロラが見える確率はさらに高くなります。真冬の時期は相当厳しいので、風邪をひかないように、防寒対策をしっかり準備してから行きましょう。また、昼間の時間が短いため、ほかの行きたい観光スポットへ行く時間を確実にキープしましょう。
❄オーロラ鑑賞条件
①晴れの夜。(雲のない、綺麗な空が一番良い)
②オーロラレベルは3(Kp値3)以上、全地域でオーロラを鑑賞することができます。
③光害が少ない場所。月光は多少影響があります、特に満月時のオーロラ鑑賞おすすめしません。
❄おすすめのオーロラ鑑賞スポット
オーロラ鑑賞スポットへ出発する前に、Icelandic Met Office(英語)で当日のオーロラ予報を確認してから行きましょう。画像の白い部分は晴れの場所を表示し、緑の部分は雲がある場所を表します。また緑の濃淡によって、雲の多さがわかります。(Aurora Forecastの数値が3以上なら、アイスランド全域どこでもオーロラを鑑賞できます)
【南部】
アイスランドの首都・レイキャビクと国際空港があり、アイスランドで一番賑やかな地域です。アイスランド南部は人口密度が高いため、人工的な光が比較的多いです。また、レイキャビクの中心部からオーロラ鑑賞スポットへは定期観光バスが運行していますので、アクセスはとても便利なエリアです。
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・グロッタの灯台(Grotta lighthouse)

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グロッタの灯台(Grotta lighthouse)はレイキャビクの西に位置するセルチャルナルネス町(Seltjarnarnes)にあります。車で約10分、海沿いを徒歩約40分でグロッタの灯台に到着します。オーロラ・海・輝く星空の絶景を一望できるグロッタの灯台では、地元人にも愛されるオーロラ鑑賞スポットです。干潮時に現れる小道は唯一の通り道なので、グロッタの灯台で干潮の間だけ楽しめる絶景をご覧になるのはいかがでしょうか?
→潮が満ちてきたら帰り道はなくなる恐れがあるので、うっかり絶景に見惚れすぎないように注意!
・ペルトラン(Perlan)

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ペルトラン(Perlan)はアイスランド語で「真珠」の意味があり、レイキャビク南部の小高い丘に位置するドーム状の建築です。ドーム内の広いオープンスペースは展示や会議、コンサートなど多様な目的のための施設です。レストラン・ギフトショップ・サガ博物館などが楽しめます。最上階の回転式展望台からレイキャビクの市街をパノラマで一望できます。
・フリョゥムスカゥラガルズル(Hljomskalagardur Park)
フリョゥムスカゥラガルズル(Hljomskalagardur Park)はレイキャビクのダウンタウンにある、チョルニン池(Tjörnin)隣の市民公園です。フリョゥムスカゥラガルズルは野生鳥類・彫像作品で知られ、静かな環境で自然と芸術をご覧いただけます。夏場はパークでピクニックしてリラックスするのもいいですし、冬はオーロラか星空鑑賞ができる居心地のいい場所です。
・シンクヴェトリル国立公園(Thingvellir National Park)

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シンクヴェトリル国立公園(Thingvellir National Park)にある2つのプレートの境目が地表に露出している大地の裂け目「ギャウ」。シンクヴェトリル国立公園でしか見られない独特な風景が世界で広く知られ、2004年に世界遺産に登録されました。ギャウを間近で眺めると、目の前に現れる大迫力の自然の精妙と雄大さに心を奪われるでしょう。また、周りの光害が少ないので、シンクヴェトリル国立公園ではオーロラと自然の美しさをじっくり味わえます。
【西部】
氷河・火山・フィヨルドなど様々な地形を持つ、アイスランドの魅力的な景色があるエリア。アイスランド西部は世界的に有なガイドブック・ロンリープラネット(Lonely Planet)に評価され、世界のベストオーロラ鑑賞スポットとして高い人気があります。
・スナイフェルスヨークトル半島(Snæfellsjökull)

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スナイフェルスヨークトル(Snæfellsjökull)は、アイスランド語で「雪の山の氷河」の意味があります。スナイフェルスヨークトルは成層火山の地形で、山頂は氷のベールを被っています。まさに氷と炎の国の名にふさわしい景観を凝縮した光景です。
・アクラネース(Akranes)
レイキャビクから北へ進み、アイスランド唯一の海底トンネルを通ると、西部にある小さな町アクラネース(Akranes)が見えます。ダウンタウンより人が少なく落ち着いた雰囲気で、町の中を散策するとまるで絵画のような建物と風景を堪能できます。アクラネースの西に位置するアクラネース灯台(old Akranes lighthouse)はおすすめのオーロラ鑑賞スポット。そのほか、町の東に鎮座する山「Mount Akrafjall」に登ると、アイスランド西海岸の壮麗な光景を満喫できます。
・ボルガルネース(Borgarnes)

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アイスランド語で「街のある岬」の意味があるボルガルネース(Borgarnes)。ボルガルネースの東にあるディルダルトゥングヴェル(Deildartunguhver)温泉はボルガルネース街の地熱暖房の源泉として利用されています。近くの溶岩の滝「フロインフォッサル(Hraunfossar)」では約1キロに渡って落ちる美しい滝を眺めることができます。
【北部】
アイスランド北部の壮大な火山地帯は見所のひとつ。アイスランド国内線の飛行機に乗り換えるか、定期観光バス、ツアーで北部への行く方法もあります。
・アークティックヘンジ(The Arctic-Henge/Heimskautsgerðið)

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アイスランド最北端の町の一つロイバルヘプン(Raufarhöfn)にある不思議な巨石群「アークティックヘンジ(The Arctic-Henge)」。実際まだ建造中のアークティックヘンジは1998年にVöluspá(The Prophecy of the Seeress)の北欧の予言詩から発想を得て作られました。予言の中に登場する小人達の名前を使い、光と影の変化で時間を計測する岩の日晷儀がアークティックヘンジの正体です。ここへ来たら一見の価値があります。運が良ければオーロラが現れ、まるで別の惑星にいるような幻想的な場面が目の前に広がります。
【東部】
羊の数が人より多い、人口密度が一番低いアイスランド東部。光害はほぼなし、綺麗なオーロラと星空を鑑賞できます。また、インパクトがある素晴らしいラグーンがこの地域の目玉です。
・ヨークルスアゥルロゥン氷河湖

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世界の人気映画『007 ダイ・アナザー・デイ』のロケ地になったヨークルスアゥルロゥン氷河湖。ロケ地として知名度上昇中の観光名所です。氷河湖面に映る色あざやかなオーロラの、青の氷山と緑の光が織りなすパノラマの光景は圧巻。ヨークルスアゥルロゥン氷河湖はアイスランド旅行でぜひ行っておきたいオーロラ鑑賞スポットです。
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✏️一生に一度は見たい!憧れのオーロラ特集(前編):アメリカ&カナダ
✏️一生に一度は見たい!憧れのオーロラ特集(後編):北欧
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