一生に一度は見たい!憧れのオーロラ特集(後編):北欧
オーロラ特集の後編は、北欧のオーロラ鑑賞スポットをご紹介します。北欧神話や伝説、御伽話によく出てくるオーロラという不思議な現象。夜空に不思議な光の踊りが見られ、神秘的な雰囲気を一層醸し出します。オーロラベルトに含まれる北欧のグリーンランド・アイスランド・ノルウェー・スウエーデン・フィンランドにあるオーロラ鑑賞スポットをまとめました。前編と併せてご覧ください!
- オーロラレベルについて
- 北欧のオーロラ鑑賞スポット
- 1. グリーンランド・カンゲルルススアーク(Kangerlussuaq , Greenland)
- 2. アイスランド・レイキャビック / ヨークルスアゥルロゥン氷河湖 (Jökulsárlón, Iceland)
- 3. ノルウェー・トロムソ (Tromso, Norway)
- 4. スウェーデン・アビスコ(Abisko, Sweden)
- 5. フィンランド・ カクシラウッタネン「ガラス・イグルー 」(Kakslauttanen, Finnish)
- 6. フィンランド・ラップランド帕茨河(Paatsjoki, Finnish Lapland)
- 7. フィンランド・ムオニオ / キルピスヤルヴィ(Muonio&Kilpisjarvi, Finnish Lapland)
- オーロラ鑑賞の関連情報
- 北欧旅行オススメの商品
オーロラレベルについて
▶︎オーロラレベルと確率はあくまで予測値です。出発する前に、Aurora Serviceサイト(英語)で旅行期間のオーロラ可視率とレベルを調べてから行きましょう。
・アイスランドは曇りや雨など不安定な天気が多いため、オーロラの遭遇確率は他の北欧国より低いです。なお、アイスランド全領域はオーロラベルトの真下にあるので、晴れた日にはアイスランドのどこでもオーロラを鑑賞できます。
・場所によりますがフィンランドでは大体60%〜70%の確率でオーロラが見られます。また、フィンランドの人気観光スポット・ラップランドのパーツヨキ川ではおよそ90%の可能性でオーロラを鑑賞できると言われています。
・オーロラ鑑賞の初心者には、北欧のノルウェー・フィンランド・スウェーデンにセットで行くのをおすすめします。この3つの国は距離が近く、アクセスが便利で、オーロラを鑑賞する以外にも北欧の食文化・歴史・自然を目一杯堪能できます!
北欧のオーロラ鑑賞スポット
1. グリーンランド・カンゲルルススアーク(Kangerlussuaq , Greenland)
飛行機でグリーンランドへ行くなら、必ずカンゲルルススアーク(Kangerlussuaq)国際空港を経由します。運が良い時には、飛行機の窓からオーロラを楽しむこともできます。グリーンランドは一年中約300日が晴れているので、オーロラの出現確率は非常に高いです!
グリーンランド・カンゲルルススアーク(Kangerlussuaq, Greenland) ▶︎ベスト鑑賞時期:9月(一番寒くない時期) ▶︎おすすめルート:日本からグリーンランドへの飛行機は運航していません。 「日本→デンマーク・コペンハーゲン空港(乗り換え)→グリーンランド・カンゲルルススアーク国際空港」(冬場にはエアグリーンランドとエアアイスランド二つの航空会社のみ運航しています) |
2. アイスランド・レイキャビック / ヨークルスアゥルロゥン氷河湖 (Jökulsárlón, Iceland)
アイスランドの首都・レイキャビック(Reykjavík, Iceland)から少し離れてる「ヨークルスアゥルロゥン氷河湖(Jökulsárlón)」は、アイスランドの人気観光スポットです。ヨークルスアゥルロゥン氷河湖の砂浜は火山地形の影響で独特な黒色になり、氷河の表面に浮かんでる水縹(みはなだ)色の氷岩は、黒い砂浜と氷河湖とともに美しい色を織りなし、壮大な自然景観が作り上げています。
オーロラベルトの真下にあるアイスランドは、オーロラを見ることはできますが、天候が不安定なためオーロラを観られるかどうかは運次第です。ヨークルスアゥルロゥン氷河湖の湖面に映るオーロラは、まるで自然のハーモニーを奏でているような美しい光景です。特に写真家にとっては最高の撮影スポットです。
アイスランド・ヨークルスアゥルロゥン氷河湖(Jökulsárlón, Iceland) ▶︎ベスト鑑賞時期:10月〜3月 ▶︎おすすめルート:「東京成田空港→オランダ・アムステルダム・スキポール空港(乗り換え)→レイキャビック空港」レイキャビックからレンタカーで、ヨークルスアゥルロゥン氷河湖へ行くのをおすすめします(運転時間約4時間となります)。 東京成田空港からアイスランド・レイキャビックへの乗り継ぎ便は運航していますが、時間かなりかかります。 |
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3. ノルウェー・トロムソ (Tromso, Norway)
自然に恵まれ、特殊なフィヨルド(入り江)を持つ北欧の国ノルウェー。多くの町は山に囲まれた地形に合わせて建設され、その中でも最も有名な町「トロムソ」は世界8大オーロラ鑑賞スポットの一つとして、「北極圏最大の街」と呼ばれています。フィヨルドと川の間に挟まれるトロムソはノルウェー北部の中心都市になり、高い所から絶景を眺めることができます。世界で一番便利なオーロラシティーと言われていて、街にはショッピングモールやレストランなどが多く、アクセスも便利で、ノルウェーの歴史やグルメをオーロラと一緒に楽しめます!
アイスランドとノルウェーはメキシコ湾流の影響で、冬の気温が比較的高くなります。そのため寒がりのオーロラ鑑賞者にはぴったりです。トロムソ北極教会でノルウェーの歴史と美しいオーロラを一緒に鑑賞するのが定番です。他にもトロムソの郊外にある森・ノルウェーとフィンランドの国堺・トロムソ海岸公園・プレストバーネ湖・トロムソ博物館などを散策しながらオーロラを鑑賞するのもオススメです。
ノルウェー・トロムソ(Tromso, Norway) ▶︎ベスト鑑賞時期:11月〜2月 ▶︎おすすめルート:「東京成田空港→カタール・ハマッドインターナショナルかノルウェー・オスロ(乗り継ぎ一回以上)、またフライトを乗り換え→ノルウェー・トロムソ空港」(トロムソへの直行便は運航していません)。 |
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4. スウェーデン・アビスコ(Abisko, Sweden)
スウェーデン国際空港から車で一時間で到着できるアビスコ(Abisko)は、スウェーデンの有名なオーロラ鑑賞スポットです。雲がかからない快晴の夜には満天の星空と真っ白の雪景色、さらに神秘的なオーロラが加わり、幻想的な情景は自然の雄大さと美しさが心に染み込んできます。アビスコはオーロラの穴場スポットで、観光客が他のスポットより少なく、静かな雰囲気で自然風景をじっくり味わえます。
アビスコでオーロラを鑑賞するほか、日中はアビスコ国立公園で北欧の自然風景を堪能し、犬ぞりなどのスノーアクティビティに参加して、充実した旅程を楽しみましょう!
スウェーデン・アビスコ(Abisko, Sweden) ▶︎ベスト鑑賞時期:10月〜12月 ▶︎おすすめルート:「東京成田空港→中国浦東(プドン)国際や上海空港(乗り継ぎは一回以上)→スウェーデン・ストックホルム空港」 アビスコは小さな町なので、日本からの直行便は運航していません。スウェーデン国内線か鉄道でアビスコに行きましょう。 |
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5. フィンランド・ カクシラウッタネン「ガラス・イグルー 」(Kakslauttanen, Finnish)
ベットで寝転んで、ガラス・イグルーの天井から輝く星空と華麗なオーロラを満喫。こんな贅沢な光景はフィンランド・カクシラウッタネン(Kakslauttanen, Finnish)しか味わえません!独特な建築はフィンランド観光一つの楽しみであり、毎年1月〜4月の冬期間には雪と氷を利用して期間限定のスノーキャッスルが建てられ、レストラン・ホテル・教会など様々な見所もあります。
フィンランド・カクシラウッタネン・ガラス・イグルー(Kakslauttanen, Finnish) ▶︎ベスト鑑賞時期:11月〜2月 ▶︎おすすめルート:「東京成田空港や羽田空港→フィンランド・ヘルシンキ空港(乗り継ぎは一回以上」)また、フィンランド国内線・夜行バス・鉄道・ガラス・イグルーのシャトルバスなどご利用し、カクシラウッタネンに到着することができます。 |
6. フィンランド・ラップランド帕茨河(Paatsjoki, Finnish Lapland)
フィンランド北部にあるラップランド・パーツヨキ川(Paatsjoki, Finnish Lapland)は非常に高い確率でオーロラを鑑賞できると言われています。ラップランド・パーツヨキ川の橋はオーロラのベスト鑑賞スポットと言われていて、澄んでいる湖面にオーロラが映っている絵のような景色は、まるで魔法の国にいるような不思議な雰囲気が溢れています。
フィンランド・ラップランド帕茨河(Paatsjoki, Finnish Lapland) ▶︎ベスト鑑賞時期:11月〜2月 ▶︎おすすめルート:「東京成田空港や羽田空港→フィンランド・ヘルシンキ空港(乗り継ぎは一回以上)」 ①ヘルシンキ空港からフィンランドの鉄道でロヴァニエミ・サンタクロースの町へ、またロヴァニエミからタクシーかレンタカーでラップランド帕茨河へ行きましょう。 ②ヘルシンキ空港でフィンランド国内線に乗り換え、フィンランド・イヴァロ空港からタクシーかレンタカーでラップランド帕茨河へ行きましょう。 |
7. フィンランド・ムオニオ / キルピスヤルヴィ(Muonio&Kilpisjarvi, Finnish Lapland)
フィンランドにあるムオニオ(Muonio)とキルピスヤルヴィ(Kilpisjarvi)もオーロラの鑑賞スポットです。昼間にスノーモービルや犬ぞりなどのスノーアクティビティを参加し、夜はアークティック・スノーホテルの宿泊施設から出るとすぐにオーロラが鑑賞できます!
フィンランド・ムオニオ(Muonio)/キルピスヤルヴィ(Kilpisjarvi) ▶︎ベスト鑑賞時期:11月〜2月 ▶︎おすすめルート:「東京成田空港や羽田空港→フィンランド・ヘルシンキ空港(乗り継ぎは一回以上)」 ・ムオニオ(Muonio) フィンランド鉄道でコラリ駅(Kolari railway station)下車し、またバスでムオニオ(Muonio Matkahuolto)へ行きましょう。 ・キルピスヤルヴィ(Kilpisjarvi) ①ヘルシンキ空港でフィンランド国内線に乗り換え、エノンテキオ空港へ行きましょう。その後またバスでキルピスヤルヴィまで到着できます。 バス: ②ムオニオからバスで約3時間 |
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